学生時代に、ほとんどの毎週末、仲のいい友人と映画のビデオを借りてきて見ていた。
多い日は、3〜4本観るときもあって、同じような内容の物を観るとゴッチャになってた。
その友人はかなり映画の好みが偏っていて、“ホラー・スプラッター・バイオレンス”以外の作品はほとんど見なかった。
今は無くなってしまった近所の小さいビデオ店の“ホラー・スプラッター・バイオレンス”コーナーを片っ端から見てた。
中でも“ゾンビ”や“マッドマックス”、”死霊のはらわた”に“13日の金曜日”、“エルム街の悪夢”は今でも記憶に残っているくらい何回も観た。
今でこそ、CGが凄い進歩していて何でもありな感じだけど、その頃の映画の「手作り感」が堪らないんだよね。
何か、“不自然なリアル感”があって「いやいや、絶対無いでしょ、今の首の吹っ飛びかたは、、、?!」って鳥肌立ちながら笑って観てた。
最近はあまり沢山は映画もDVDも観なくなちゃったけど、観ても昔観ていたジャンルのものはほとんど観ていないし観たくなかったんだけど、久々にそのての映画を観た。
“13日の金曜日 /ジェイソンの命日”を観たんだけど、いやすごかった!
ちょと古い映画なんだけど、冒頭からジェイソンはバラバラにぶっ飛ばされるし、変なおじさんはジェイソンの心臓を食べ始めるし、しまいにはエイリアンみたいなのが出てきて寄生してジェイソンになるしで、やっぱり思った通り最初の作品とはかなりかけ離れた作品になっていてがっかりもしたけど、変に笑っちゃうB 級感が面白かったりした。
急に昔の事を思い出した!
最初に書いた友達と、その頃、もう見る映画がなくって、新作の棚にあった”ゴースト”って映画を借りて、「ゴーストって、英語で、幽霊でしょ?怖い映画なんじゃん?」なーんて言って借りたら、バッチリラブロマンスで、不覚にもどっぷりはまって、最後のほうでは涙もポロリで、気まずい気まずい、、、、。
ってことも、ありました。
あー、ジェイソン見るんじゃなかった、、、。
ちょと後悔の秋の夜長です。