プロキシモ

僕が愛用しているフットサルシューズ、NIKEのプロキシモシリーズ。定期的に新しい色が出たり、マイナーチェンジをしたりと、現在では「2」が現行モデルである。

フットサルあるあるだと思うが、フットサルシューズに定番の色や再販はないから、買おうと思った頃にはもう流通していない、というのがある。なので、気に入ったモデルがあったら買いだめをしないといけない。プロキシモシリーズは単価が高いこともあり、セールで底値になった時に買いだめをしているのだが、つい先週保管していたマジスタ2を卸してみた。「1」は履き心地が気に入って、さらに足裏痛をかかえる僕にとってピッタリなLUNARLONというクッション材が採用されていることもあって、最高のシューズの一つだと評価しているのだが「2」は初めてだった。「2」とは言っても、そんなに変わっていなのではないか?と思っていたけどこれが甘かった。もう、全然足に合わなくてくるぶし周りが靴ずれだらけになってしまったのだ。

このシリーズの特徴とストロングポイントと言えば、その圧倒的なフィット感である。靴下を基準にその周りにサイドパネルを付けたりソールを張り付けてシューズにしている、というのが「1」の履いた感じである。足首部分まで一枚で出来ている、という感じでそれが最高なんだけど、「2」は普通のシューズに足首部分を縫い付けました、という感覚で「一枚で出来ている感」がないのである。シューズ部分と足首部分にハッキリとした境目が感じられるのだ。正直、がっかりなんだよね・・。長所を無くすようなことをしてどうするんだ?それも2足買いだめしていたから、いまからどうしようかと迷っている・・。

デビュー

 日曜日の試合は僕にとって今シーズンにおけるデビューであった。怪我+土曜日開催という二大ハードルのおかげでデビューが12月の二週目までにズレるという展開である。選手権も一応出してもらっているけど、やっぱり公式戦、それも昇格をかけた試合に出れるのは嬉しい以外の何物でもない。
怪我が治ってから少しずつ蹴り始めて、あちこちで遊びのフットサルをさせてもらったけど、毎回毎回「確かに楽しいけど、これじゃないんだよね・・」と思う自分がいる。緊張感?高揚感?言葉はたくさんあるけど、あの気分を表現できる形容詞はない。今間で数限りない試合をしてきたけど、この飽きなさ?は異常だ。

過去の自分

 部屋の掃除をしていたらずっと開けていない段ボールがあって、中身を確認したら昔の試合のDVDが入っていた。2007,2008年の県リーグのものがあったから、もう10年も前のものである。良く見てみたら、スライディングが解禁になる前の試合なんだよね。良く膝がついてしまってファールを取られていたことを思い出す。1枚取って再生してみたけど、相変わらずの歩き方走り方で、あー、今も変わらないなあと。実力的には当時も今も常にいまいちであることは変わらないけど、当時の僕にしてみれがアレが精一杯だったことを何となく感じた。あの頃に戻りたいかと言われたら、体はそうだけどそれ以外はそうでもないな、という所かな。あの頃は楽しかったなあ、でもそれは今も同じ。変わらないこの心の在り方?が一番心配だったりする笑。

持っている男

 なんと、アルゼンチンのW杯出場が奇跡的にも決まった。ずっと勝っていないエクアドルの首都キトで3-1で勝利を飾り、6位から3位に一機に順位をあげ12大会連続17度目の本大会出場を決めた。ハイライトだけ見るとメッシがハットトリックを決めて余裕で勝ち上がった感じに見えるけど、ちゃんと見ると全く違うゲーム展開なんだよね。エクアドルの選手たちの方がキレが良く動けているが、アルゼンチンは相手陣地にボールを運ぶだけで精一杯な感じ。ミスもファウルも多い。相手のスピードについていけず、カードももらっている。全部通しては見ていないけど、そう多くないチャンスの中でキッチリと3本決めちゃう所がさすがメッシ、なんだろな。まあ、これでアルゼンチン人だけでなく、FIFAの関係者も胸を撫でおろしていることだろう。メッシありとなしでのW杯は全く違う大会になるもんね。
 くしくもう試合のちょっと前に、アルゼンチンが本大会で着る予定のシャツのデザインがリークされている。アディダスもこれで安心してその
シャツを大量に作れるってことだ。 

アルゼンチンがやばい!

ロシアW杯のアルゼンチンの出場が黄色信号状態である。黄色どころか、現在6位で次の最終節で負けたら予選敗退が決定する。5位がオセアニアとのプレーオフに回るから、もう自力ではいけない状態なんだよね。3位から6位が団子状態だから、時節で勝ってなおかつ他のチームが全部負けてくれれば3位の可能性もあるけど時節はアウェイ、高地でのエクアドルである・・・。勝ってさらに運が必要という、かなり厳しい状態である。どの国も羨むメンバーを抱えるチームではあるけど、こういうこともあるのね・・。

個人的にはなんだかんだで行けるんじゃないか、と思っている。というか、アルゼンチンの今までの傾向だと、予選を余裕で通過した時は決まって本選で結果が出てないんだよね。逆に厳しい予選を勝ち抜いた大会では良い所まで行ったりする。ので、最高に厳しい予選を経験している今、本選では良いところまでいくんじゃないか?と期待しているんだよね。もちろん、次勝てればの話だけど・・・。時節が行われる10日が来るのが怖い。

こういう日

 いよいよ明日、フロリvsウィードの一戦が行われる。昇格を決めた瞬間の喜びとともに最初に頭に浮かんだのはこの対戦のことである。この試合のキックオフの笛を聴いた時、僕の心の中ではどんな思いがよぎるのだろうか、と自分自身の反応にたいしても興味深々だったのだが、怪我+仕事で参加が出来ないという、持っていないに程がある僕である・・・。

 フロリを立ち上げた時も、ウィードを立ち上げた時もここまで来るとは想像もしていなかった。こんな世界があることも知らなかった。ただ必死に走り、正しいと思った道を選び続けた結果である。いい事も悪いことも色んなことがあったが、どれも今に繋がっているのかな。一つだけ自慢出来ることと言えば、常に仲間に恵まれてきたことである。今もフロリを支えてくれ、素晴らしいチームにしてくれた後輩たちには心から感謝したい。生まれては消えていくチームが多いなから、歴史を重ねていくのは簡単なことではない。そして、ウィードの仲間たちにはそんな素晴らしいチームを負かせてほしい。明日は仕事にならないな、これは。

理由のある方が勝つ

昨日の夜の試合を前半だけでも見ようかなあ、と思っていたけどどうやら見ないで良かったようだ。否定的なニュースが多く、どうやらストレスの溜まる試合だったようで、見ていたら今日の一日が大変だったに違いない。負ける理由は語られているようにたくさんあるんだろうけど、やる意味のない「消化試合」であることが一番大きいのかな。

ここでも書いたNFLのチームに1シーズン密着したドラマ「ALL OR NOTHING」でも同じような展開があった。1試合を残してプレイオフ進出を決めたチーム。相手は最下位のチーム、ここで監督は悩む。負ければチームの歯車が狂う可能性があるのでレギュラーを出したいんだけど、大事な試合を前に大けがをする可能性もある。みんな疲れているし休ませることも必要だが、緊張が切れて負けでプレイオフに挑むは困る。結果レギュラーをそのまま丸ごと出してチームに気合を入れるんだけど、最下位のチームにボコボコにされるんだよね。笑ここでナレーションが入るんだけど、「NFLでは、常に勝つ理由のあるチームが勝つ」というNFLあるあるが語られるのである。これはもう、NFLには限らず色んなスポーツでそうなのだろうね。昨夜の代表もそうだったのだろうか。なんだったらアピールをしたい選手たちを出したら違う結果になったのかな。

久しぶりに体育館

半年ぶりに体育館に参加。本当に久しぶりである。最初は恐る恐るだったが、途中からわりと吹っ切れてやれた。やれたのはいいけど、ペースも考えずに暑い中を走りすぎて一瞬体調が悪くなってしまった・・。頭の中は現役なんだけど、体は本当に6ヶ月ぶりなので一瞬目がチカチカしたよ笑。幸い風があって、しばらく休んで復帰することが出来たけど、体力の低下を実感。まあ、こっちの復活は早いと思うので心配はしていない。現時点では足の付け根に痛みがあって、これが関節ではなく筋肉の痛みっぽい。もう少し様子を見ながら動かしていこうと思う。膝は@16からもらったサポーターをしっかりしていたので問題なし。もう少しだな・・。

それにしても楽しい。理屈なしに楽しかった。これだよね、やりたい理由、やめられない理由は。

痛み

 今日の昼過ぎぐらいかな、歩くときに痛みを感じていないことに気づき、嬉しくなってしまった。今朝、家を出た時には一歩を踏み出す時にやっぱり痛みを感じていたからまだまだかあと思ったんだけど、いつの間にか痛くないことに気づいた。まあ、あくまでも歩くときだけのことで、少し早歩きや走るとなると一気に痛みが襲ってくて、途中でやめてしまう。小さな小さな回復の一歩だけど、それでもうれしい。
 グロインペインが再発した時にすぐに運動を中止して治療に入れば良かったんだけど、当時僕らはいいところを走っていた。残り一カ月、4試合。どれも全身全霊をかけなければ勝てない相手。シーズン終了後にチームを離れる選手もいて、なんていうか、無理をしてでもやりたい条件がすべて揃っていたんだよね。ありったけのもっているものを出したい、出さないといけない。なので、痛み止めを飲みながら騙しだましやって、シーズン終了後に完璧に治すために休もう、と思っていたんだよね。何とか最後の試合まで持ってくれたけど、前半の途中で時間切れ。瞬間的もう走れない事を理解しながら、ここでかよ!と思った。悔しいとはまた違う、情けないような、ちょっと名前のない気持ちを感じたよ。とりあえずは気長に治していきます。でもここからが長いんだよね・・。

オールスター

 このチームが生まれた時は、この日を想像していませんでした。当初掲げたコンセプトは常に上を目指すような完全な競技志向のチームとは別のもので、本気でやる気さえあれば誰でも受け入れるという、窓口を限りなく解放するものでした。経験はなくとも、年齢がいくつであろうと、本気でフットサルをしたいと思っている人達がたくさん居るはず、そしてそこにこそやる意味があるんじゃないか、と思ったからです。勝つだけが全てじゃない、上に行くことだけが全てじゃない、「真剣に打ち込める場所こそが大事」というのが代表と僕の間にあった共通の価値観でした。が、もちろん、ボールが転がりだすとなんとしてでも勝ちたいという気持ちが当たり前に生まれ、Weedは常にこの
「下手でも勝ちたい!」
という矛盾の中を手探りで進んできました。当時は上は40代、下は15-6歳のメンバーがいて、皆同じように走る姿をみて、その多様性の中に僕はある種の手応えと確信を得ました。でも、それでも県リーグ参加とか二部昇格とか、そんなことは夢の夢どころか頭の片隅にもありませんでした。
ところが情熱の力には抗えないもので、真剣にやっているだけに戦いの場を常に探していました。そしてそれは市リーグ、県リーグへと移っていきました。その間に色んなメンバーが入ったり出て行ったりするなかでも、最初にたてた理念だけは崩さずにやってきました。僕や代表がチームの牽引から退いた後でも、後輩たちがそれを守ってくれていて、それが昨日の試合に繋がっているのです。
試合後に、これまでチームに在籍してくれた人たちの顔が浮かびました。仕事や進学、家庭の都合で参加できなくなったメンバー、県リーグに参加するにあたって退いたメンバー。そしてその人たちがかけてくれた言葉。間違いなく昨日のあの瞬間はそれらの人たちの存在の上に成り立っており、僕はそれがなによりも嬉しいです。アップ時に古いユニを着て行ったのはそういう思いがあるからで、みんな一緒というか、今までの時間も引き連れて戦ってやろうと思っていたからです。

そして選手たち。何の縁が巡り巡って今の関係に繋がっているのか知る由もないが、そう簡単に得られるものではないこと、そして今後の人生でも幾度となく思い出すであろう瞬間をたくさん作ってくれた仲間である。中学生のころから知っている奴、尊敬すべき先輩たち、頼もしきキャプテン、地道に努力を重ねる奴、チームのために働いてくれる奴。みんな、僕の中のオールスターです。

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