心の闇

 サカキバラセイト事件の時に良く聞かれたのが「心の闇」という言葉だった。この言葉事件の異常性や残虐性、そしての理解出来なさを表す言葉として便利に使われた。便利に使われはしたけど、その中身や意味に対しての定義というものはなく、どんな偉いが学者や心理学者でも結局は説明できなかった。何が少年をそこまで駆り立てたのか。誰も説明できないから、そいつの頭がおかしかった、心の闇がそうさせた、で終わっちゃったんだよね。
 今回の佐世保の事件。その前に起きた事件後、佐世保市では学校では命の尊さや大事さを説く授業を行っているのだそうだ。道徳や命の特別さ、大事さを教えるのも大事なことだが、残念なことだけど人に暴力が備わっているってことを説明するべきだと思うんだよね。殺人に到る人と僕らの間には高い壁はあるが、地続きである。向こう側の落ちる可能性は低いが、ゼロでないと教えて方が「命は大事」と説明するより自然で正直な対応だと思うんだよね・・。

純粋

「人を殺して、解体してみたかった」
という台詞、純粋すぎて怖い。善と悪とか周りへの影響とか、そういう外部のものを介入させない純粋さ?とでもいうのかな。普通の人だったらやらない理由は100は思い浮かぶと思うけど、それよりも先に想いがほとばしってしまうわけでしょ?怖すぎる。色んなもの飛び越えて行為まで及ぶ、これを「精神的におかしいとか、頭がおかしい」と片付けるのは簡単すぎる。それだけの行為にまでたどり着いた心の動きを知りたいよね。殺して切るのって、結構大変でしょう・・、普通に考えて。一瞬サカキバラセイトの事件が思い出されたけど、こういう少年少女の猟奇的事件って変な感じで注目を集めるよね、いつも・・。

三週前の練習だったかな、カターノとボールを競り合った時に手が顔に当たって、それがかなり痛かくて練習終わりに口の中から小さな歯のかけらが出てきたことがあった。前歯の一部分が欠けたのかなと思っていたけど、最近、奥歯の一部分に穴が開き、そこに食べ物が詰まることが続いていた。
カターノめ!なんて思っていたけど(笑)今日、歯医者で診てもらったところ、原因は相変わらず噛む力が強すぎるとのことだった。2年前ぐらいにつけてもらった銀歯をみると表面の色が違う部分があるんだけど、上の歯との摩擦で出来た傷なのだそうだ。性格なのか、歯を噛み締めることがどうにも多いらしいのだ。しかもその力が強い。問題は自分では意識していないところ、出来ないところなんだよね。普段からマウスピースをするわけにはいかないし、本当に迷うところである。このままでは、おじいちゃんになった頃には歯がぼろぼろになってしまいそうだ。とりあえずスポーツ用マウスピース作るかなあ。

バカに出来ない

 昨日の夜、体育館で蹴ったのだが、かなりしんどかった。夜になってもなかなか気温下がらなかったし、ほぼ密閉された空間でもあって、終わり頃から頭痛に襲われた。フットサル後に頭痛に悩まされることは今までもあったけど、車のハンドルを握る手もなんだかおかしい。力が入らないのだ・・。もしかしてこれが・・、熱中症ってやつか!と怖くなってしまった。 
 体力バカの僕としては、熱中症はどこか壁の向こうのものかと思っていたんだよね。昨日は夜だしマジ勝負じゃないし、こっちは3週連続で真っ昼間の県リーグをやってその後も練習してきてるんだから、大丈夫だろうと高を括っていたんだけど、そういう問題じゃないみたいね。たしかに昨日は外で作業をしていたら汗をたくさんかいていたし、食事の量も少なかったんだよね。水分はしっかり取っていたつもりでいたけど、十分ではなかったってことか・・・。まあ、一番の問題は体調に異変を感じても運動をセーブ出来なかった所だろうけど。
 で、一度やった後は恐怖心が生まれるものである。今日の夜はセビで蹴らせてもらったけど、事前にOS1をキメていったこともあって、何事もなく走れた。やはり体の準備が必要ってことだな。

おいしいからしょうがない

そもそもナゲットを食べるときに誰もが「鳥のどこの部分なんだろ」という疑問にフタをしながら食べていたと思うんだけど・・・、違うのかな笑。今頃、自分がそのナゲットを食べたかどうかを必死で思い出だそうとしている人たちがたくさんいるはず。もう食べてしまったものだし、体に異変がないのであれば完全な杞憂だと思うけど、そう割り切れないのかな笑。

今回の問題、ちょっと面白いよね。問題が「安いものを求めすぎる消費者」と、「文化の違う中国」にまで及んでいて興味深い。たしかに安いものを選択してしまう心理はあるし、そうせざるを得ない人がいる社会構造もある。また、中国の文化が我々が思うものと離れているにも事実。朝のニュースでコメンテーターが「ピザを食べたことがない人にピザを作らせても、本人は何を作っているのかを理解出来ない」とコメントしていて、サラっと酷いこというなあと笑ってしまったけど、本当のことだよね。でも思うんだけど、ナゲットとファミチキはおいしいんだよね。みんなそこをスルーしていてなんだか不思議であった。美味しいから買ってしまうんだよね、ナゲットって。マスタード付けたら最高でしょ!しかも一番の問題は、ナゲットのことを考えると食べてくなってしまう、ということだよね・・。

GIZAコットン

20140711-041 愛用しているシャツ。何が気に入っているのかというと、それはそのさわり心地。GIZAコットンを使用しているんだよね。GIZAコットンとはエジプト綿のことで、世界中で愛されている綿の一種である。繊維が長いから毛羽立ちが少なく、肌触りが良く、光沢があり、保湿性も高いことからシャツにはもってこいなのである。収穫には手間がかかることもあり希少性があり、その分高い。まあ、僕にその素晴らしさを体感出来るぐらいに繊細さがあるかというと微妙な所ではあるが、要はちょっとした贅沢品なのである。
そのシャツにはこのGIZAコットンのタグが誇らしげに貼り付けられている。僕は今までそれをギザコットンと読んでいたのだが、正しくは「ガザ」と読むそうなのである。傷などに当てるガーゼもこの「ガザ」から来ているという説もあり、とにかく昔から綿花が有名らしいのだ。で、このガザはあのガザ地区、ハマースの拠点となっているパレスチナのガザなんだよね…。
自分の生活にイスラエルとパレスチナの歴史は関係なく、永遠にどこか遠い国の他人事であり続けるだろうと思っていたけど、ここにきて何だか世の中の狭さを実感してしまった。販売や仕立ては別の人だったとしても、綿花を育て収穫したのは地元の誰かで、それがたくさんの人たちの手を通って僕のところまで来ているんだよね・・。他人事がそう遠くないって事もありえるのかあ・・。

買っちゃった

今まで全く意識していかった子供市場はとんでもなく大きい上、どこまでも追いかけてくる容赦のなさも持ち合わせている。どこかでうっかり住所やメールアドレスを登録してしまったら最後、かなりしつこくアピールをしてくる。そういう空気を割りと早めに感じていた僕はその業界に足元をすくわれないようにと気を付けていたのだが、ついにこれを買ってしまった。
5022806_35_D_500REEBOKのポンプ・フューリーKIDSバージョンである。まだ履けるのは全然先だけど、なんだか欲しくて買ってしまった笑。
これは完全に親のエゴだし、子供が気に入らなかったら一発でアウトである。明らかに親をターゲットとした商品。きっと同じ時代を過ごした、同世代の奴が企画しているに違いない・・。まんまと引っかかったなあ。

VHS

自分のVHSコレクションを整理したのはいつだっただろうか・・。「映像が綺麗・場所を撮らない・巻き戻しがない・劣化しない」というDVDは魔法のような媒体で、その登場はそれまで多くの人たちを楽しませてきたVHSテープを抹殺した。その変化のスピードは想像していたよりもすごく早く、ダイナミックで容赦のないものだった。 最近、VHSテープを再評価する人たちが増えているらしいね。VHSを愛する人たちの姿を追ったドキュメンタリーも上映されるらしい。 僕もとっくにプレヤーはもうないのだが、それでも未だに海外で買ってきたものを数本所有している。プレイヤーがないからもう見れないんだけど、捨てられずにいる・・。笑 phoebe_cates_08VHSを代表するワンシーンと言えばこれだよね。正確に言うと、この次のシーンか笑。アイドル的人気を誇っていたフィービー•ケイツがこの後ビキニを脱ぐんだけど、世界中のVHSテープのこの部分だけがノビノビになっているという話を聞いたことがある笑。恐らく本当であろうこの話、VHSならではのいい話である。古い映画だから、僕の世代がこの映画を知る頃には綺麗な状態でのテープなんて存在していないから、綺麗な映像のこのシーンを見るためだけにDVDを買った人もいたんじゃないのかな・・・。今の子供とか、VHSを知らない人もいるんだろうなあ。 VHSは構造上、永遠に持たないメディアだから、何十年後かには確実に消えてい文化である。そう思うと、なんとか残そうとする人たちのことも分からないではないかな。

水の事故

旅客機の残骸の様子と無造作に運ばれるボディバッグの映像も結構ショックだけど、水の事故のニュースも痛ましい。この時期になると毎度のことだけど、小さな子供や若い人の遭難など、他人事ながら残念な気持ちになる。自然が相手のことだからどうにもならないケースもあるだろうけど、中には入水禁止区域に入って行方不明になる人もいたようで、なんだかなーと言う気分である。100%の安全というのはもはや存在しないよね・・。海も危険だし、普通に町を歩いているだけで誘拐される可能性もあれば、交通事故に会う可能性もある。日常が一瞬にしてなくなることは実はそうおかしいことでもないのか・・。一寸先や闇とは良く言ったものだ。

勝利

久々の勝利、やはりいいものです。朝イチでも暑く、試合後に水をかぶるためにしゃがんだら足がガクガク震えていた笑。決していい試合だったわけではないけど、とりあえず結果が出てなにより。夕方からの練習でも皆元気に走りまわったし、最高ではないけどいい形で中断期間に入れたかな。