恐怖の姿

 マンションの同じフロアに住んでいる男に滅多刺しにされ殺された母親。血だらけで泣きじゃくりながら母親の遺体にしがみつく一歳児の姿を思うと、裁判なしの死刑で良いんじゃないか?と思わないこともない。そして、対応も抗うことも出来ない自然の脅威、火山の噴火。我々の存在とはスケールの違う、あまりにも大きな力の前に、いざという時に適切な行動が取れるのか、非常に不安である。地震や噴火が連鎖して起きている「起き続けている」という不気味さもある・・。最近のこの二つのニュースを比較したとき、方向性の全く違うものでありながらも、こんなことが同時に起きる世界のなかで「普通に生きる」ことって、案外難しいんじゃないか?という気がしてくる。というより、「運」なんじゃないかと。自分がいくら気をつけていても、正しく生きたとしても悪意や暴力の矢印がこっちを向いたら、無傷でよけ切ることは難しい。怖いのはそこに「理由」とか「意味」がないんだよね・・。この理解の出来なさ、身構えることが出来ない突然さ、これが恐怖の姿なんだろな。

ADIDAS以外も 

 ついになでしこジャパンにスパイク選択の自由が与えられたようである。今日の対イタリア戦を見ていたら、NIKEやMIZUNOのスパイクを履いているメンバーがいて、カラフルであった。
 今まではサプライヤーであるADIDASとの契約で、「A代表とオリンピック代表以外はADIDASを履かないといけない」という縛りがあった。なので、クラブチームで普段履いているスパイクと違うスパイクを履いている選手も多く、なんだか変だったんだよね。ADIDASっぽい強気な契約条項に見えるけど、実は海外でもそういう場合が結構あった。ADIDASの母国ドイツは2008年までみんな当然ADIDASを履かされていたし、フランスも98年までそうだったはず。なので、優勝した98年はみんなADIDASだったんだよね。面白かったのは、なでしこのメンバーのほとんどはADIDAS以外のメーカーを履いていたところ。本当はいやいやだったのね。
 時代と共に個人契約も増えていって、市場も大きくなって、なによりも他のメーカーの台頭でADIDASの独占ではなくなって来ている、というところなのかなあ。もうちょっと早かったらKAZUがPUMA以外のシューズを履くことにならなかったろうに。フットサル代表はどうなのだろう。

高級NIKE

 僕が心を持っていかれたNIKEの高級アパレルライン「NIKE NSW」がほぼ消滅して久しい。自分の好きなブランドが消滅するというのは、自分の世代が消費のメインストリームから消えていることを意味していて、当時は二重に悲しかった笑。が、消えるものがあれば新しく生まれるものもあるわけで、undercoverとのコラボライン「GYAKUSOU」がすぐその後に発表された。こっちはランニングをメインとしたアイテムになるので、購入にいたることは今までなかったけど、既存のランニング商品とは全くちがうデザインが流石にいい感じで、継続的に今も新商品が発表されて続けていることも嬉しい。値段はNIKEじゃなくてUNDERCOVERのそれだけど、いつかは何か買いたいと思っている笑。
 最近はNIKE LABが気になる。色んなアパレルブランドコラボをして、今までにない商品を出していていい感じである。特にsacaiとのコラボものは運動着という概念を超えてて、なんていうか不思議なデザインである。Johanna F. Schneider とのコラボものもあって、スウェット一枚が30,000円する世界だけど、それでも即完売なんだよね・・。どんな人が買っているのかが非常に気にある。DOVER STREETのお店を見に行ったときは、外人ばかりだったけど、スニーカーやウェアを買うためだけに日本に来ているのかなあ。不思議だ。

1年

IMG_6444早いもので、本日は先生の一歳の誕生日。本人はそんな事を意識も把握もしちゃいないだろうけど、我が家に記念日が一つ増えた。みんな我慢できずにプレゼントは前倒しであげちゃってるし、特別なことはこれだけだけど、成長というか、細胞分裂はすごいなあ、と感じた一日であった。あんなに小さくて頼りないものが、これほどしっかりとた自己主張の強いものになるなんてね。変化や成長はこれからもっと劇的なものになっていくだろうし、なんていうか、楽しみであり怖くもある。ニュースを見ていると人と人の関係は崩れているし、親と子の関係も危いものがある。成長を正しい方向に向けるノウハウは持ち合わせていないし、きっと正解なんてないのだろう。一年一年を確実に丁寧に積み重ねるしかないのかな。

アラレちゃん

僕は通っていない道だから今まで気づかなかったけど、「アラレちゃん」ってすごいおしゃれな絵だね。ポップな色使いだけでなく、着ている服や出てくるアイテムとか、イチイチデザインがいいんだよね。連載中の絵もそうだけど、気合の入ったカラーの扉絵は特に見所満載で、登場人物が着ている服とか、手袋とか靴とかバッグとか、車やメカも隅々まで細かく書かれていて、見ていて楽しい。世代的にはドラゴンボールな僕だけど、ちゃんと読んだことがないだけに読みたくなるね。内容はアレなのは知っているけど笑。でもアラレちゃんのイメージといえば、めがねとあの帽子だよね。あれが似合う人はそうそういないか・・。37039374

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勝利

 新体制で挑んでいる今シーズン、第二戦で勝利。前シーズンから考えれば、いつぶりの勝利だ?なんだか長い道だった気がする。とはいえ、内容は褒められたものではなく、目指してきたものでもない。でもまあ、素直に嬉しい。このまま積みかせねていきたい。

情報過多

 僕が住んでいる地域の連絡網で、「胸をさされる傷害事件が発生。犯人はまだ逃走中なので気をつけるように」という内容の連絡が回った。空き巣に入るはずが家主がいた為犯行に及んだという話で、なんとも物騒なニュースだとびびった。と同時に、細部が曖昧すぎて鵜呑みに出来ないな、という猜疑心も覚えた。たしかに最近は空き巣の話はよく聞いていて、実際に自宅の目と鼻の先の一軒家で鑑識が行われているのも目撃している。空き巣のはずが家の人がいた→殺した、という事件は実際にありそうだし、信憑性はありそうだ。気になって、帰りは犯行が起きたとされる地域から帰ってみたが、特に異常はなさそうだった。ネットで検索しても何もでないし、ツイッターでやっとその話題を発見することが出来たけど、「その事件は全くのガセ」という情報まであった。こういう時って、何を信じればいいのだろうか・・。僕らはたくさんある情報の中から取捨選択をしないといけない時代を生きているけど、良く考えたら「どれも本当とは限らない」こともありえるわけで、本当に困る連絡であった。無駄に怖がるのも嫌だし、かと言って無防備に過ごすわけにもいかない・・。真偽が気になる。

いい季節

 このぐらいの陽気が一年続けばいいのに、と思う。熱いのは熱いのだが、湿気が少ないので過ごしやすい。朝晩は涼しいから気持ちよく寝れるし、半袖も長袖も楽しめる。こういう陽気が一年中続く国ってあるのだろうか、と思う。毎日汗をかきながらTシャツに短パンで過ごす常夏の国は嫌だし極寒の国はもっといやだ。こんな日々が続くなんて、それこそ天国に近い地域に違いないよね。とはいえ、永遠に続かない日々だからこそ、限られた時間だからこそ価値があるともいえる。四季があることはやはり特別で素晴らしいことだし、毎日が同じだったら変化に憧れるに違いない。とはいえ、最近の日本での気候は冬と夏しかない気もするよね・・。もうすぐうだる様に暑くなるんだろうなあ。

アヤノゴウ

 「そこのみにて光り輝く」を見てから、アヤノゴウをいたく気に入ってしまった僕である。今日も何かの映画の宣伝でTVに出ていたけど、ついつい見てしまった。映画のときも良いんだけど、素の状態での喋り方がなんかいいんだよね。思慮深い感じもすれば天然な感じもあり、僕が女だったらきっとほれているに違いない笑。
 僕の中では今では珍しい実力派俳優の立ち居地の人、というイメージでいたのだけど、実際はどうなのだろう。案外女性にはアイドル的な扱いをされているのかな。日本映画界の最高の若手俳優は(僕の中での)ヤマダくんなんだけど、(汚いときのね笑)アヤノゴウも楽しみな俳優である。決してすごいカッコいい!というわけではないし、ヘビみたいな死んだ目をする時があるんだけど、それも合うんだよね。新宿スワン、漫画読んだことないけどちょっと見てみたい。

新しいマッドマックス


内の先生の日課の一つに、DVDラックにあるDVDをつかんでは下に落とすという、困った趣味がある。毎回毎回注意をしてもちょっと目を離した隙にDVDを掴み、楽しそうに落としている。最初は僕も毎回毎回注意していたのだが、最近ではちょっとした諦めに陥っており、落ちているDVDを発見してもちょっと悲しくなるだけである笑。が、やっぱり落とされたくないDVDはあるもので、その中のひとつに「マッド・マックス」のBOXがある。
このマッド・マックス、新しいのをやるんだよね。マッドマックスは、核戦争で滅んだあとの世界、いわば北斗の拳のワールドで繰り広げられる冒険譚で、メル・ギブソンをスターに押し上げた作品でもある。予告編を見た感じでは誰もが好きなマッドマックスの「狂気」と「バカバカしさ」をちゃんと抑えていて、非常に楽しみである。後先考えない、論理的に説明のつかないあの狂気?、あれこそが世の中の男たちの心を掴んだマッドマックスの魅力なので、その部分をやっぱり見せて欲しい。それにしても最近は映画といいスニーカーといい、色んな商品がまさに僕ら世代をピンポイントで狙ってきている。問題は、僕らの世代はもっとも金と時間のない世代だってことだよね。金と時間のある僕ら親の世代を狙わないといけないんだろうなあ、本当は。