全ては腰から

 恥骨結合炎の痛みにやはり苦しんでいる。右足はすぐに消えたのだが、左の方が全く改善が見られずにやきもきした一週間だった。明日こそ、明日こそ良くなるかもしれない!と思いながら一週間が過ぎた。どんな小さな改善でも見られれば良いんだけど、さすがにずっと現状維持が続くと色々と不安になってくる。何かが違うのかな、何かが間違っているのか?と。といわけで整体院でみてもらい、原因は腰にあることが判明。早速治療を行ってもらい、練習試合で2本だけ試す。プレイ中は頭が興奮状態だから体が冷めたあとの経過が不安だったけど、悪化はせずにやっと希望が見えた。
 なんでもそうだけど、正しい形にあって初めて物事が滞りなく進む。いびつな形や間違った形では物事はスムーズに進まないし、予想している結果と違うものが出てしまったりする。そしてこれは体だけの話じゃない。なんでもそうだけど、「これが正しいあり方」というものを把握しないといけないもの。それだってそんなに簡単なことではないだろうけどね・・。自分の体、やっと把握しているつもりでいたんだけどなあ。何事も理念、理想図、そして腰だな。

歴史のミステリー

ラングドンシリーズをテレビでやっている。僕はダン・ブラウン作品は全部読んでいて、映画もどれも何度も見ているからファンと言っても良いんだろうけど、この人が好きなのではなく「歴史+ミステリー」という響きが大好きなのである。まあ、男子なら少なからずこういう面は誰にでもあると思うので、理解していると思える。やがてこれが都市伝説につながったり、不思議な話につながったりするんだけど、「歴史」という単語にちょっとしたリアリズムと説得力がああって、なんていうか、頭が良くなった気がする笑。
 それにしても、すごいなあと思うのはヨーロッパの歴史だよね。宗教、芸術、そしてそれらにまつわる偉人や変人、伝説。その一つ一つに裏話があり、陰謀説があり、そしてずっと隠されてきた「真実」があることを考えると、それだけでワクワクしてくる。行ってしまえば「インディー・ジョーンズ」も同じジャンルなんだよね、僕のなかでは。古い書物を紐解きながらの冒険、それも過去に隠された秘密に挑むような、そういう物語っていいよね、映画でも小説でも。今度公開される「インフェルノ」がそこまで歴史的要素は多くないけど、楽しみだ。

マラドーナ

 マラドーナの喧嘩の話だけど、誰にでも噛みつくマラドーナでありながら、実はかなり面倒見がいい親分肌で、人徳がある一面がある。ヴェロンがワールドカップ敗退の戦犯にされた時も、わざわざテレビにでて「ヴェロンは紳士であり、男としても選手として最高の人間である。彼に非は何一つない」と本気の弁護をしているんだよね。自分が代表の監督になってた時もヴェロンを使っていたし。後半はベンチを温めることも多くなってから不仲が噂されたけど、その時も公式に否定している。まあ、監督をしていた時のワールドカップの様子を見れば、選手がいかになついていたかがわかる。実際には常に弱者の立場で、敗者や弱い立場の人の側に立つような思想の持主らしい。反体制的な行動もそこから来るかもしれない。

 僕らがニュースから受けるマラドーナの印象は「ちょっとアレな奴」というフィルターがかかっていて、どうも湾曲されている気がする。でもまあ、湾曲はされているが、決して普通の人ではないことも事実か。ただ、ひとたらしというか、人に愛されるというか、魅力的な人であることは間違いないんだろうなあ。昨日の映像を見ている限りでは、走るどころか歩くことも大変そうだけど、とりあえず元気でいてほしいものである。

平和への試合でケンカ

 シーズンオフに、歴代のスターたちを集めてチャリティーマッチを行う文化っていいよね。長いサッカーの歴史を持つ国を羨ましく思う瞬間である。法王主催の「平和のためのマッチ」というチャリティマッチが行われて、これでもか!とスターが集まった。マラドーナ、ロナウジーニョ、トッティ。キラ星が集まって平和への祈りを込めた試合を行ったのだが、なんとそこでベロンとマラドーナが口論をするという面白い展開があったようだ。

これがその動画だけど、マラドーナの方がかなり興奮しているのがわかる。きかっけはマラドーナが差しだした手をベロンが拒んだとかで、くだらない事に思われがちだけどど実は二人には長い歴史の中での亀裂というのがあるみたい。
 やっぱり面白い話題だから向こうのメディアもみんな飛びついていて、ワイドショー的な番組を見ていたら面白可笑しくいじられてた。二人は監督と選手の関係だったし、ベロンが若いころは良好な関係だったはずなので、なんだか残念だ・・。でもまあ、マラドーナは誰とでもケンカをしているから、そう深刻な話でもないか。笑。

大麻のニュース

 つい最近じゃなかったかな、タカギサヤが何かの番組にでて、大麻擁護の発言をしたら芸能界を干された的な発言をしていたのは。その時は被害者の立場から発言していて、芸能界は大変なところだなあ。マスコミに先導された大衆に運命を握られているのは今も昔も変わらないのか!と思っていたけど、全然ちがう話だったようだ。田舎で自給自足で大勢で生活していたから、70年代のヒッピー的な人なのかと思っていたけど、大麻の使用までは真似しなくてもいいのに。
 この人は医療用大麻を訴えていたけど、これからは医療用大麻の良い悪いより、この人の負のイメージが先にくる事になってしまって、余計足を引っぱる展開になっている。医療大麻の普及をしたいんじゃなくて、自分が使いたいだけじゃん!ということになるんだよね、これじゃあ。なにしているのやら。

好きなものさえ見つかればいい。


まだ100%で蹴れないため、昨日は先生を連れて見学。本人はボールを使うことを「キック」と呼んでいるんだけど、僕が昨日、「キックに行ってくる」といったら、「僕もいく~」というので、連れていくことに。で、この動画である。本人はボールを追いかけながら非常に楽しそうで、血は争えないなと思う。WEEDの選手たちにも慣れてきたようで、ベンチに座りながら「みんな上手いね」って言っていたよ笑。
必死でボールを追いける姿を見ながら、この先夢中になれるような、好きなものが見つかればいいなといつも思う。別にサッカーでなくとも、野球でも絵でもいいんだけどね。そいうものがあるかないかで得られるものも違うし、日々の彩りが違う。でも、これって案外難しい。好きなものに出会えるのはある意味ではラッキーなことで、「自分が何が好きなのか」を発見することも難しかったする。タイミングも環境も、運も必要なのかもしれない。
まあ、なんでもいいんだけどね、本人が一生懸命打ち込めるものであれば。

完璧なものはない

 アマゾンのプライム会員であることを思い出してから、アマゾン・ビデオとアマゾン・ミュージックを試しているのだが、やはりコンテンツが少ないことにガッカリしている。いや、少ないのではなく、「僕が欲しいものがない」といった方が正しい。ただ、そう思っている人がほとんどなんじゃないか?と思うんだよね。これはアマゾンだけではなく、ある程度映画に詳しい人や音楽に通じている人にとっては、こういうアーカイブサービスはすべて同じなんじゃないか、と思う。Huluもアマゾンもあるものはあるんだけど、ないものはない。そしてこの「ない」というのが「ある」よりもずっとずっと印象に残るんだよね。というわけで、ちょっと覗いただけ興味を失ってしまった。
 きっとどのサービスもコンテンツの取り合いをしているのだろう。そう思うと、すべてのサービスのアーカイブを合わせてやっと満足できるライブラリが出来あがろうだろうなあ。でもまあ、それは不可能だよね。

マニアの夢

 子供のための古本を探してたら、「Doughboy to GI: US Army Clothing and Equipment 1900-1945」という本を見つけた。第一次世界大戦から第二次世界大戦までの、アメリカ軍の装備の解説書である。実は当時のアメリカ軍の装備は有名な企業が作ったりしていて、デザインとが格好良かったり、現代でも通じるものがほとんどなんだよね。銃やマスク、ユニフォームなどの装備だけでなく、ライターとか裁縫道具とか、当時の兵士たちがもっていたちょっとエッチなピンナップみたいなものまで、載っていて、マニアだったら涎が出るんじゃないかという本である。こいつ本当
に好きだな、誠実だなと思ったのはすべての装備の紹介はイラストではなく、全て写真なのである。趣味の対象を網羅するこういう本ってたくさんあるんだけど、どれも写真が見つからずにイラストを載せたりしていて、画竜点睛を欠いているんだよね。この一冊には興味を超えたもはや「愛」が感じられて、そこまでのマニアでなくとも見ていて楽しい。
 なんて思いながら見ていたら、あるページに3490/5000という数字と、作者のサインがあった。おそらくこれ、自費出版の本なのかもしれない。5000部限定で、こいつのは3490なのだろう。これ、こいつの夢だったんだろうなあ、自分のコレクションと知識を一冊の本にまとめ、世に発表することが。読んでいるこっちも幸せな気分になってくるわけだ。ちなみに最後の方のページには「情報もとむ!」というのがあって、装備っぽいものの写真がある。これがなんであるかを知っている人はこちらまで連絡願います、と書いてあってついつい笑ってしまうのとともに、好感をもってしまった笑。でも一番面白いのは、アメリカ軍おたくの作者の国籍がイギリスだってところだな。

ピクサーの怖さ

 ピクサーの映画実は一つの世界観と時系列にそって並んでおり、全て繋がっているという都市伝説を知って、ピクサーは本当に完璧すぎて怖い、と思った。例えこの都市伝説がガセであったとしても、ピクサーの映画には恐ろしいほどのストーリーテリングである。子供が見ても楽しいけど、実は大人が見るとまた違った意味で面白いという、同じ映像に複数の意味を持たせるあの感じ?は普通じゃない。この人たちが子供向けではなく、純粋な大人用の映画を作ったらどうなるんだ?と思っていたら、こんな短編が。ピクサーが持つ「ダークな感じ」の正体はこれだったのか!と合点がいくことだろう。

Borrowed Time from Borrowed Time on Vimeo.

VRやってみたい

 PS4はないけど、VRのあれほしいよね。子供の頃に夢想していた「映画の中に入る」こともその内可能になるだろうし、もっと時間が進めば「俺がロード・オブ・ザ・リングの一人になる」とか、「グーニーズの一人になる」とかが可能になるはず。もっと言えば、2016年シーズンのバルサに選手として参加するとか、そういう事もできるようになるんだよね、きっと。エロ以外の方面でもこれだけ楽しそうだから、長生きしないとな。でも、それだけ進めば現実に帰ることが苦しくなり、色々と問題もありそうである。インターネットの使用についても未だに賛否両論あるんだから、VRも少なからず規制を受けることになるんだろうなあ。年齢制限や使用時間制限とかね・・。なんか、ゲームに埋没する、という表現があるけど、もう言葉そのままだよね。
 9.11のあの映像を見てしまってから、もう作り物に驚かされることはないんだろうなあと思っていたけど、さすが人類である。未来は楽しそうだ。