秘密を利用して

 また今日、UFOやUMA、歴史ミステリー系の番組をやっていたね。こういう類の番組が好きであることはもう何度も書いてきたけど、今回の番組も大いに風呂敷を広げでは、結局は何も生まれない展開はいつも通りで安心。定期的に制作されるってことは、それなりに需要があるんだよね、きっと。
 そういえば、行く末が気になるアメリカ大統領選で、ヒラリーが「当選した暁にはエリア51を調査する」という公約を掲げているんだよね。これは国民がエリア51に興味があるのか、それともこんな約束をしないといけないぐらいに大統領選が来ちゃっているのか、判断に困るところだけど(笑)なんだか面白そうである。UFO関係の噂が後を絶たない所だけにいい加減スッキリさせてほしい気もするが、秘密がなくなることも残念な気もする。まあ、この場合はどんな発表をしても必ず陰謀論が立ち上がるだろうから、意味はないのかも知れない。
 この勢いにのって、ケネディの暗殺とか、月の裏側で何を見たのかとか、原爆を落とした本当の理由も明かします!的な展開にならないかなあ。でもまあ、案外現実はつまらなくて、まだ陰謀説を唱えたり都市伝説を信じている時の方が面白かったするんだろうな、きっと。

相手あって成立

 最近の代表戦の後のニュースにガッカリすることがある。特に昨日のシリア戦の前の試合、翌日のニュースを読んでみたら相手のチームはJ2よりも弱い相手だったのだそうだ。まだ最終予選じゃないから、ある程度日本の方が各上であることは承知しているけど、そこまで差があるなんて知らなかった。なかなか点が入らなかったこともあって、結構ドキドキしていたので何だか損した気分である笑。
 ここで気づいたんだけど、最近の代表戦って相手のことを何も紹介しないよね。最初の方にちょっとしたスタメンのベンチの選手の名前を表示するだけで、相手にスター選手がいない場合は特に触れないことも多い。たまあに相手の何番が要注意、ぐらいなコメントが入ることがあるけど、それだけで終わることもある。
 サッカーは相手あってのもの。半分こっちの情報を言えば、向こうの情報も半分は入れないといけない。自国の情報だけでなく、相手の情報があった方が見る方も楽しいと思うんだよね。戦っている相手にこんな背景があり、こういう特徴があって、と説明されればより深い理解と楽しみが生まれると思うんだけどなあ・・。

この違い

 ゴシップってすごいな、と再確認している今年。もう1月に何が起きたのかもはや思い出せないぐらいである。本当に話題の事欠かない今年、「民衆」の怖さも目立っている。謝る人を再度断罪し、落ちた人をたたき、つぶれる人の上を歩き回る。右へ左へ、報道のされ方が変わる度にそれに合わせて右へ左へと進路を変え、昨日白かったものが今日黒くなれば、昨日までの白さを忘れ黒さを叩く。この変わり身の早さこそ、一番の怖いところであり、気持ち悪く感じるところである。
 僕が子供の頃も、こういうゴシップって確かにあって、誰が誰とくっついたとか、誰が誰をやっちゃった(下品)とか、今と同じような民衆の下衆な勘繰りってあったけど、今ほどの気持ち悪さはなかった。この気持ち悪さの正体はなんだろう、とずっと考えたんだけど、インターネットの登場が人々の意見を表示させ、まとめやすくなっちゃったのかなあ、なんて思う。まとまっちゃうものだから、その意見の集合体が大きくなっちゃって、まるでその声に価値があるかのような錯覚が生まれてしまう。俺の意見は一人では無意味で力がないけど、こんなにたくさんの人が同じことを考えているんだから、正しいに違いない、謝れ!ってなるんだろうなあ。この「なんとなくこっち側が正義」という感じがこの気持ち悪さの正体なんじゃないかと思う。
 ワイドショーというのは、誰もが「ワイドショーってくだらないよね~」と言いながら、有名人の私生活や手の届かない世界、他人の不幸を覗き見る「あくまでも娯楽」的なものだったはずだけど、いつからか裁判所みたいになっているよね。

違った角度から

少し前に元巨人のマキハラがラジオに出ていて、完全試合のことなど、現役時代についてのインタビューを受けていた。当時はパ・リーグにおいて西部が黄金時代を迎えていて、その中心はもちろんキヨハラだった。キヨハラについてどの様に語るのかな、と思ったらなんの気を使うでもなく、当時の西部との対戦や、どういう風にキヨハラを抑えたのかをたんたんと語っていた。専門的な話を交え、当たり前のように野球選手としてのキヨハラについて語っていたのでとても面白った。当時のマキハラ投手はデータから割り出した抑え方を実施し、実際打たれていない。配球はインハイに早い球を投げたあとに、アウトに落ちる球を投げれば打ち損じ、もしくはゴロが取れる、とのことだった。聞こえは簡単だが、技術的に誰にでも投げれるわけでない、という話もしていてとても興味深かった。キヨハラのゴシップ以外の、打者としての評価と話が聞けてとても面白かった。
キヨハラを追いかけるバイクの数、すごかった。予備知識なしで見たものだから、なんで暴走族が空撮されているんだ?とビックリした。あれ、法的に何か問題あるんじゃないか?キヨハラにとってつらい一か月半だったけど、これからもっともっと辛いんだろうなあ・・。少なくとも野球選手としての昔話を語ったマキハラを通して、何もかもがダメになったわけじゃないんだな、と一安心だ。

完全なる

2年間の監禁のニュースをしった時、不謹慎ながら竹中直人と小島聖の「完全なり飼育」という映画を思い出してしまった。男が少女を誘拐して自分好みの女性にしようとするんだけど、あれは確か昔起こったナントカ女子高生誘拐事件を元に作られているはず。似たよう事件って起きるものだ。映画の中では一瞬分かり合える(?)ところまで行くのだが、やっぱりあれは映画で、実際の世界ではそんなことは起きなそうだ。ストックホルム症候群的なこともあるんだろうなあ、なんて知ったかぶりで思ったりしたんだけど、人の心はそう簡単なものでもないってことか。
それにしてもあの犯人、少女を監禁しながら大学にちゃんと通って引っ越しもして卒業、就職までしている。ある意味すごいな。どうやったんだと、不思議である。おそらく明日ぐらいから色んな調べが進んで、事件の詳細が明らかになっていくだろうけど、監禁しつつの引っ越しがどう行われたのかだけでも、教えて欲しい。

監禁の舞台であったと言われる稲毛の3階建てマンション、毎日のように前を通るんだよね・・。どうなってるんだ、世のか中。

現状の打破

 ISILに参加したい日本人が捕まったニュース。なんか月前かにも北海度の大学生が同じ目的で出国しようとした所を捕まったことがあった。日本で生まれただけでラッキーなのに、なんでわざわざそんな所に行くんだ?ISILに入りたくてトルコまで行けるんだったら、なんでもできるだろ!という人が大勢いると思うけど、日常が地獄に思える年代ってたしかにあるよね笑。もうこの世なんか終わればいいのに!とガキが思う瞬間。社会的な閉塞感とか、何かへの不信感とか、理由はいくらでもある。日本人だけでなく、色んな国の若者も実際に行っているみたいだし、若者の悩みにISILがちょうど良く映る瞬間があるのか?オームがそうだったように。何も貧困とか差別とか絶望的な境遇とか、そういったものとは限らないんだよね、きっと。日本人がISILの人質になる→日本人がISILに入る→日本人がISILに感化され国内でテロを起こす。なんだか本当に怒ってもおかしくない気がしてきた。
 拘束されているそいつの写真がネットで回っていて、その戦力にならなそうなモヤシ体形から面白可笑しく弄られている。たしかに細いけど、秋葉原でで無差別に人を殺した奴もそんな体形だったことを思うと、なんとなく怖くもある。

判断つかず

 今朝起きて子供に「おはよう」と話しかけようとしたら、自分でもきいたことのないしゃがれた声が出てきた。花粉症もここまできたか、とビックリである。声にならないような声、とでもいうのかな。整体に何かがくっついて正常の動きが出来ていない、そんな感じであった。
 いつももらっている薬が効かず、先週に入ってぐらいからステロイドを飲んでいる。これがなにかと強烈な薬で、できることなら飲まない方がいい、よっぽどきつい日だけ飲んでねと処方されたのだが、これでも鼻水とくしゃみが止まらない。しかたなく朝夕としっかり飲んでおり、完全に常備薬として服用してしまっている。この薬を飲んでもこれかあ、声が出ないほどになってしまったかと思ったら、何やら喉の奥が痛い。これ、花粉症じゃなくて風邪か?とやっと気づいた。我が家では先週までインフルが猛威を振るっていたので、これはもしや?と戦々恐々としていたが熱は上がらず、とりあえず普通の風邪のようだ。あーあ、花粉症+風邪だなんて、本当にダブルパンチである。

詐称

 Kさんの事件で不思議に思うのは、彼がハーバードだのテンプル大学だの、超高学歴のエリートであった(ように見せていた)ことをどれだけの人が認識していたか、である。正直僕は知らなかたったんだよね。トクダネとかでの紹介は「たくさんの経済人と対談した経歴を持つ経営コンサルタント」というスーパーだけで、自分から「ハーバードでは~」と言っていたイメージはないんだよね。ニュースでは自分の紹介サイトで英文で書いちゃっていたらしいけど、15年も続けたラジオ番組を降りるほどのことか?と不思議である。
「かっこいい顔と低い声で言えば、どんなコメントでもそれっぽく聞こえるよね~」
が僕が持っていたイメージだけど(笑)、多くの人もそうだったんじゃないか?この人を支持していたファンたちは、華々しく脚色された経歴ではなく、そのルックスと声にやらていたのだから、もはや不問「ごめんなさい」で済む問題じゃないか?と思ったりする。逆を言うとエリートでもないのに、報道ステーションの椅子を勝ち取ったのだから余計尊敬できるわ。嘘をついて自分を大きく見せて、恥をかかないように必死で勉強して。褒められることではないが、そこまで攻めるべき問題でもない気がする。

結果

 無事胃カメラをパス。昨年ピロリ菌を発見し駆除を行ったのだが、体調的に全く変化がなかったことから「これ、まだいるんじゃないか?」と疑っていたけど、医療は素晴らしい。本当にいなくなっていて、非常に綺麗な胃壁だそうだ。組織の採取も不必要だったから、前回の半分以下の時間で済んだのも大きく、一安心である。「まあ、安心しないでまた来年ね」と言われてしまった・・。やっぱりか、と思ったけど年齢的にもう「安心」なんてないんだろね。
 先週の練習には若い子たちが何人か来てくれた。みんな26-27歳ぐらいで、非常に元気が良く楽しかった。終わってから気づいたんだけど、若い若いっていってもも26-27歳なんだよね。僕的にはつい最近高校を出たばかり、という認識でいたんだけどそんなことはなく(笑)、みんな社会に出て何年か経っているんだもんねえ。勝手に子供扱いしてしまっていた。これが歳をとることに一番怖い所かもしれない。

胃カメラ

 明日、また胃カメラの餌食となる予定である。前回ついに「鼻から」を経験し一つ大人になった私である。前回でだいぶ勝手が分かってきたから気持ち的に幾分か楽だけど、それでも憂鬱さは変わらない。前回のカメラはピロリ菌への発見に繋がり、駆除をすることができたことを思うと大成功だったと言わざるを得ない。とはいえ、あの苦しみと不快感はまだ忘れていない。出来ることならパスしたいのだが、「やらない」という選択肢を押せる理由がなくて困る・・。今回の成功は「特に問題なさそうね、また来年ですね」ってとこか。