伝心

書けば書くほど気づいていくものに、
「実は文章じゃ伝わらない」
というのがある。誰もが自分の日常を垂れ流したり呟いていたり、メールのやりとりをしているのに、意思の疎通を計りやすくなっているわけではない。おそらく現代ではどの時代よりも人々が文章を作成しているんだろうけど、何かを伝える技術が進歩しているわけではなさそうだ。雰囲気、文脈、空気、これらを含めることの出来ない文章はトラブルの元になることもある。文字だけでは足りないのだ。みんなが書き出せば書き出すほど、実はそれはあまり意味がない事がばれてしまって何だか複雑な気分である。。多分、インターネットの最大の発見はここでだったんだよね・・。変な話だ。

ゼロ・グラビティ

Gravity poster (3)前評判もよく、評価も高いこの一本。観る前から期待値が高く、実際に良かったんだけど、なんとも不思議な映画である。登場人物はほぼ二人だし、ストーリーもない。3Dを上手く利用し、まるで自分も宇宙を漂っているかの様に錯覚させてくるので、もしかしたら映画というよりアトラクションに近い一本かも。時間的にも90分という短い時間で、これがもうすごく良いんだよね。ずっと宇宙空間で苦しんでいる展開だし、臨場感がありすぎるものだから、こっちまで苦しくなってくるんだよね。そういう意味でも、映像と同様に隅々まで考え抜かれた映画である。とりあえずDVDでは意味がないので、劇場で3Dで観るべき一本であることは間違いない。宇宙服のデザイン、面白い工具等、細かい部分に注目していると面白い。

美女

毎年?発表される美女100。今年の一位はフランスの女優、マリオン・コティヤールだったんだけど、納得がいかないのは僕だけではないだろう。まあ、美女の定義ほど主観的なものはなく、他人と共有できない価値観でもある。日本人が何人か入っていたとか、韓国の人が何人かいたとか、こういうランキングがあると毎回話題になるけど、誰しも「オレの好きなあの子が入っていない?」と思っているに違いない。
いつも思うんだけど、海外でも同じように、
「オレのあの子が・・」
とか
「ちょっとちがうよね」
という反応になっているのかなあ。PCで投票だから、ある程度の組織票もあるだろうし、必然的に先進国よりのランキングだろうから、ある程度の共通意識みたいなのはあるんだろうけどねえ。
面白いのは、ハリウッドやアメリカのショウビズを通して、ある程度の美人ラインみたいなものが出来ているところだよね。文化や風習が違うように、日の基準もちがうハズなんだよね。映画やTVがなければこうはならないだろうからなあ。

韓中

首相の参拝で、朝からニュースはそればかり。韓国と中国の反応も毎度のことで、あーいつもと同じかと思ったけど、今回はアメリカ様までもが出てきていつも以上に反応が大きい。国内でも
「当たり前のことをやっているだけ」という人もいれば「国際社会の中での日本のことを考えていない」
という人もいて、十人十色である。韓と中に関しては、こっちから歩み寄っても向こうからケンカをふっかけてくるんだから、相手にしてもしなくても同じ。怒る理由をこっちから与えても与えなくても、何かしら言ってくるんだから、同じ事なんだろうな、と思う。でも、面白いのはアメリカの反応に反応する人たちだよね。「アメリカが怒っちゃったじゃん!」と批判する人もいるけど、普段は「日本はいつもアメリカのいいなりでイカン!」なんて言っている人が多いのに、どうすればいいんだ?って事になってしまう。こっちを立てれば向こうが立たず、が政治と外交の世界なんだろうけど、どっちに転んでも向かい風なら、正しいと思う方をとるべきなんじゃないか?
少なくとも、国として先祖を大事にしない様な国が栄えるわけはない、と思うのだが・・。

グソクケース

c46ee47e4a4dbec42f2a0337614b75c6dafe94fb_57_2_9_2-46c57すごーく昔にここでも紹介したダイオウグソクムシ。深海にいるダンゴムシみたいな生物なんだけど、これがいい具合にグロテスクな姿をしている。しかも鳥羽水族館で飼育されている個体が絶食5年目に入って、飼育員を大変困らせていることから一部(本当に一部)にちょっとだけ人気が出たんだよね。この写真のように、当時はダイオウグソクムシのグロテスクさを伝える写真がたくさんあったんだけど、どれも単体なんだよね。ダイオウグソクムシが生息する地域は決まっているから、きっと近い所にたくさんいると思うんだよね。こんな奴が地面一面にドワーッと数知れず広がっていたら、さすがに後ずさるに決まっている。

で、この度このグソクムシがiPhoneケースになったのである。それがこれ。20131218daiou-gusoku微妙に、というか「かなり」グソクムシが持っている「生理的に無理」な所を排除しており、ちょっと可愛らしく仕上げられている。色にも気を使っているし、ダイオウグソクムシが持つ「やばい感」がなくなっていてなんとなく残念な気がするけど、裏側を作らない時点で違うものだと思わないと行けない。でも、これがポケットから出てきたら面白い気もする笑。

まとめ番組

TV欄が特番だらけで非常につまらない。この時期になるとどこもかしこも一年のまとめばかりで、なんだか面白くない。TVを熱心に観ていた頃は「スペシャル番組」って特別な響きがあった気がしたけど、あれっていつから無くなったのだろう。多分「隠し芸」を楽しみにしていた頃もあったと思うんだよね笑。
 地デジに以降してからTVがない時期があって、それはそれで問題なかったんだけど、TVを買い換えてからまたTVを観るようになったら
「やっぱりTVって面白い」
ってなったんだよね。あの時は、中学生の頃に感じた気持ちを思い出して、いつかはスカパーとかWOWOWとかを観るんだ!と思っていたけどねえ・・。ハードディスクあっても全く録画していないわ。

実家に帰ると、親父がいつも映画を見ている。ハードディスクを使って、夜中や昼間にやっている映画を撮り貯めしては、時間の空いた時に見ているらしい。これが観たいとか、アレが観たいとかではなく、映画だったら片っ端から録って片っ端から観る。そこには好みとか全くないんだよね笑。好みがないだけに、そっちの方がたくさん観れて、面白いものが思わず見つかったりするらしい。案外これが正解なんじゃないか、と思ったりする。

人間

 23の休日が天皇誕生日だという事を意識している人は少ない。僕も夜になって、そうか!と思い出した。夜になってTVを付けてみたら、どのチャンネルも会見や映像を流してやっと思い出したのである。
 会見、そして発表された映像を見ながら思ったのは、天皇と国民の距離は思うよりもずっと近いのかも知れない、ということ。特に今回発表された映像では、運転をする陛下、家族とともに稲刈りをする陛下、そして会見の
「天皇という立場は孤独に思える事もあるが、皇后のおかげで~」
の言葉。国民とは同じではないけど、限りなく近い生活も送っていることのアピールだったのかな。勉強し、働き、家族を作り生きているプロセスは一国民と同じであり、国民と同じように苦しみもある、ということなのかな。まあ、80歳なのに全く噛まずに話したり、良く通る声で淀みなく喋る様は「普通の人間じゃないな」
って思わせる何かがあるけど。とはいえ、人間よりもずっと尊い存在であった天皇が戦後人間になり、民主主義との折り合いを付けながら生きてきたその時間が楽だったことはないだろう。それを支えたのが家族であり、皇后であったというメッセージこそが、現代の価値観にすごく寄り添っている気がするんだよね。80歳の存在がそういうんだから、間違いないか。

coca cola freestyle

5表参道のウェンディーズが今月で閉店する。ウェンディーズが日本から撤退し、再上陸に喜んだのが2年前。3年目に突入することなく無くなるなんて、もはや縁がないのか日本社会に合わないのか?まだ2店舗残っているけど、そっちは大丈夫かな。

ウェンディーズに不思議なドリンクのベンディングマシーンがあった。コカコーラ フリースタイルと呼ばれる販売機で、タッチパネル式になっており、コカコーラ社のたくさんのドリンクを選ぶ事が出来る。これだけだったら普通の自動販売機なんだけど、こっちは「フレーバー」が選べる様になっている。チェリーとかライムとか、グレープもあった。普通のコーラを選んだ後に、フレーバーを付け加える事が出来るのだ。アクエリアスやファンタ、ジンジャーエールも味を加えることが出来るのである。abtout_img_100flavorコーラのピーチ味とかライム味とか、かなり楽しそうである。まあ、原液に少しフレーバーのシロップを混ぜているんだろうけど、色々選べて楽しいよね。是非挑戦したかったけど、あまりの寒さに遠慮したまでです・・。

ショッピング

セールは所々でしか始まっていないけど、この時期はどうしても買い物をしたくなってしまう。今日も、姪へのクリスマスプレゼントを餌に買い物に出かけた。以前にも書いたが僕はプレゼントが好きなのだが、どうしても自分が好むものしかプレセント出来ない習性を持っている。今日はキャットストリートにある店で、お猿のジョージの大きなぬいぐるみを買ったんだけど、今も箱から出したくて仕方ないんだよね(笑)。プレゼント用に包装してもらったから出せないんだけど、うずうずしている。包装を破り、箱を開ける時の姪の顔が早くみたいものだ。

青山にはたくさんの人たちが出歩いていて、皆紙袋を楽しそうに振っていた。年末の浮かれ気分が少しずつ始まっている事を感じたよ。そういう僕もついつい色々と買ってしまった。でも2013はまだ終わっていない。浮かれるのはまだ早いな。

ラスト

明日は今年の最終戦。この寒さ、しかも朝一の試合だが、不本意なシーズンを送った結果をしっかり受け止め、次への姿勢を見せられる試合にしたい。珍しく多くのメンバーが不参加だが、これはある意味チャンスでもある。がんばりましょう。