ゴーリキじゃダメなのか?

女優のゴーリキさんの嫌われっぷりが何だか凄い事になっている。この前書いた「進撃の巨人」の大事な配役にゴーリキさんが入るんじゃないか?という話題になっているらしく、一部の人からの反対の声が大きくなっているらしい。今までも色んな漫画映画化作品に配役されてきたことから、今回もそうじゃないのか?と、ゴリ押しと呼ばれる事務所のプッシュが今回もあるんじゃないか?という事らしい。

たしかに、本当に毎日見ているから露出は多いよね。どんな美味しいものでもお腹一杯になったら要らないのと同じ原理で、もう見たくないと思う状況はあるかも知れない。いや、それだってもう見なきゃいいだけどの話で(笑)、「嫌い」までには大きな距離があるはずである。ここで面白いのは「好き」以外の選択肢が「嫌い」になっている所で、「どうでもいい」とか「好きでも嫌いでもない」というのがない所である。これは嫉妬なのか、嫌みなのか、ただ面白がっているだけなのか、良く分からないけど何となく気持ちが悪い現象である。ショウビズ界における好きと嫌いは等価値で、認識されないぐらいだったらまだ嫌われた方がいい世界ではあるけど、なんだかこれはちょっとおかしいよね。

ショートカット好きの僕としては、ゴーリキは可愛いし好きな方なんだけどねえ。すっごい美人だとは言わないけど、職場や学校にいたらみんな惹かれるだろ、絶対。

モネ展

487px-Claude_Monet_011今、上野でモネ展をやっているんだよね。ここで幾度も書いた通り、僕はゲージツ方面の知識はからっきしで、頭でも心でもイマイチ理解出来ない世界である。それどころか、ゲージツが好きで絵の前で小難しそうな顔をして、これまた小難しい言葉を並べて感想を述べる人々にイラッと来るものである。

そんな僕でも、モネのこの作品はなぜか好きで、長い間携帯の待ち受けにしている。なんていうか、風の感じ?がたまらなく好きで、雲やスカートの裾を見ていると、風の音が聞こえてくるのだ。それも一定の強さの風ではなく、ビュービュー吹いたと思ったら突然止まったりする、気まぐれさまで感じれるのだ。「日傘をさす女性」というタイトルが付いているんだけど、他にも同じ構図の作品もあり、そっちも好きである。知識や教養はないんだけど、本能的に何かを感じ取れるこのスタンスは、ゲージツとの正しいつき合い方なんじゃないか、と思っている。上野まで見に行きたいけど、なんだか緊張してしまう敷居の高さを感じます。