あっという間に

今年出来ていなかった墓参りを30日に慣行、そのまま八ヶ岳まで足を延ばし一泊、今帰ってきた所である。休みに入ってからもスピード感は変わらないもので、もう少しで新しい一年が始まる。この一年はどんな一年だったのかの反省、来年へんの抱負も立てたい所だが、すべてが一つの流れのに混ざっており、しかも同時進行だから区切りをつけるのが難しい。もしかしたら、区切りというものを感じにくい年代に入っているのじゃないか、と思う。次から次へと来るものを何とか回している間に過ぎていく僕のこの「現在」こそ多くの先輩方がいう「あっという間」の時間なんじゃないかと。

おそらく来年も今年と同じように、場合によってはより大変な時間が流れることになるかもしれないけど、皆それぞれの場で、それぞれの時間で、自分にできる事をやっていただければと思います。ここに来て時間は平等に流れているものではなく、誰かがどこかで回しているものなんじゃないか?という気がしている。そして時々、本当に時々だけどその順番が自分に回ってくることがあるんじゃないか、と思うんだよね。気づかずに。朝は自分でやってこない。誰かが送ってくれるもので、時々は自分も手伝う必要があるのだ。多分。多分ね。皆良いお年を!

疾走

クリスマスにパパノエルから自転車をもらった先生はすっかり運転が上手くなり、どんどん乗りたい気分。さすに公道は怖いから、この日は海の方を走ってみた。海沿いをずっと続く道は走っていて気持ちがいいのだが、この日はさすがに寒く、風も強かった。先生は風に負けじと鼻水を垂らしながら疾走していた。終わった頃には、今年の花火大会は自分で自転車に乗っていく、と言い放つ始末。さすがにそれはまだ早いけど、成長は早いなあ、と。

それにしても最近はレンタル自転車があちこちで普及していて便利である。この人も30分80円かな?の自転車を借りて一緒に走ることができた。空気の入りが微妙だけど、楽しかった。

午後の紅茶

午後の紅茶のCMシリーズが終わってしまうらしい。田舎の駅で女の子が目を閉じて歌う、あのCMである。何を隠そう僕はこのCMが好きなのである。シリーズになっていることは知っていて、季節ごとに新しいのが出るのを楽しみにしていたけど、今回ので最後のようだ。このCMのメインはもちろん、歌っている上白石萌歌の声。おそらく僕はその声にやられたのだと思う笑。
この女の子には妹か姉がかがいて、二人とも素敵な声をしていて歌もうまい。このCMで歌っているのは姉なのか妹なのかしらないけど、とにかくその声があのCMの青春の刹那にとてもあっていて、心に来るんだよね。僕と同じように感じている人もいるみたいで、youtubeにまとめの動画もあった。見ているとついついウルっと来てしまうよ、これ・・。声ってやっぱり大事だよね。

CG再現

 スプレー缶の事件のニュース。時点の顛末そのものがかなりアレで理解に苦しむ所もあるんだけど、被害者がいることを考えるとどうも笑えないのも事実。ただ、各ニュース番組がCGで再現をしている映像がすごいというか、想像力が溢れているというか、かなり面白いんだよね。再現をすることでニュースを分かりやすく伝えようとする気持ちは分かるのだが、これではちがう情報というか、本質とは違う何かが気になりだして逆効果な気もする。CGでなんでも出来るこの時代に、いくら時間がなくて急ごしらえのものでももうちょっとどうにかなると思うんだけどなあ・・。

選別

 無人店舗のニュースの中で、店舗への出入りがいつか顔認証と繋がって、出入りにカードとか入校証の提示が必要ない時代が来る、というのがあった。というか、すでそういう所がたくさんあるらしい。その人の顔がその人の銀行口座の残高と繋がっていて、店を出るのと共にチャリチャリンと残高から引かれる、というシステムである。そこまで管理されるのは嫌だけど、レジ待ちという不毛な時間が無くなるのであれば便利だな、と思ったりする。でも、これってよく考えれば「こいつの残高ではうちの店は無理」と入店を断られる、そもそも店に入れてもらえない可能性もあるわけで、もはや格差とも呼べないより大きな選別が行われるのかもしれない。一見よさそうで便利そうな未来だけど、やっぱり金次第という所が悲しい・・・。

iPhoneの罪

 そういえば昔の携帯電話には電池パックというものがあった。後ろの方に蓋がついていて、そこを開けると電池を取り外すことが出来た。電池を変えるという概念があって、そこには「その端末をずっと使う」という価値観が含まれていた。それが変わったのはiPhoneの登場時で、その瞬間に携帯電話は半永久的に使うものではなく定期的に買い替えるものになり、そしてアップル様にずっとお金を払います、という事になった。携帯はずっと使えないけど金はずっと払う、という構造がその時に出来てしまったのである・・。価値観というか常識が反転したあの瞬間って罪深いなあ、と思う。今ではスマートフォンは「iPhone」か「iPhoneに似ている何か」の二択ぐらいしかなくて、本当につまらないなあ、と思う。シンプルなあの形は工業製品としての最終到達点、みたいな評価もあったけど、今となってはどうなるのだろう・・。そろそろ大きな辺が起きてほしい。

タブレット戦争

 この前のセールでアマゾンのタブレット Fire HDを買ったんだけど、これが大当たりで大満足である。iPhoneユーザーとしてはiPadになるのかなあ、と調べていたら値段が全然違うのね。Fire HDだったら1万円弱だから、例えハズレでも子供にあげればいいかと思っていたんだけど、画面も綺麗、操作性もサクサク、さらにプライム会員であればさらに使える特典が多く、非常に大満足である。これがこの値段だから、iPadはどこがすごいんだ?という感じである。appleブランドもいいけど、これだけの値段の差があると、そろそろappleじゃないものもアリなのかも知れない・・。
 この前の機種変の時に久々にiPhoneの定価を認識してびっくりした。これだけ普及すれば端末の値段も安くなっていくのかなあ、なんて思ってたけどそんなことは全くなく、バッチリ高くなっている。高機能だからこの値段当然、appleだからこの値段当然、という時代もそろそろ終わりか?がんばれ他のメーカー!

父と子

 昨日の夜、良くないなあと思いながらアマゾンプライムにあった「シェフ」という映画を見だしてしまった。いい所でやめて続きは次の日にしよう、と思ったんだけど、やっぱり最後まで見てしまった。もう何度も見ているけど、やっぱりいい映画なんだよね。
 ものを作る人たちの心の動きとか、多様性がもつ豊かさとか、アメリカを旅するロードムービー、色んな方面から見れる映画なんだけど、僕はついつい父と子ものとして観てしまう。心の通わなかった父と子が旅と料理を通じてコミュニケーションを深め、仕事に対しての向き合い方とか、男としての在り方とかを学んでいくんだよね。中でも主人公が子供に対しナイフを買い与えるシーンがあって、同じような体験をした僕にとってここが毎回泣ける。僕も自分の子にそういうことを教える時が来るんだろうけど、大丈夫だろうか・・。今から心配である。

無人店舗 

あちこちで無人店舗のテストや運営が始まっているニュースが多い。これだけあるってことは求められているという事だから、近い将来無人店舗が当たり前になる日も近いのかもしれない。ちょっと前までなかったセルフレジは今では当たり前だし、この流れがこのまま続けば無人店舗に変わる障害は少なそう。万引きの心配はあるんだろうけど、万引きの被害額はレジを打つ人を雇う金額よりは低い、ということなんだろな。もう、雇用とか人と人とのふれあいとか、そういうことを言っても意味がないところまで来ているんだろなあ。趣味や娯楽はまだだろうけど、日常品や消耗品の店舗すぐにそうなるのかも知れない・・。

年に一

今年も蹴り納めを開催。いつもよりは人数が少なかったけど、それでも17~18人?集まってくれた。いつも何位人ぐらい集めていたんだっけ?まあ、とにかく一年に一度のお祭りなのである。

縦社会というものにぼぼ身を置いたことがない僕にとって、「先輩」と呼べるのはこの場にかかわってくれる人達ぐらいである。僕が頭が上がらような人たちと、愛すべき後輩たちが同じ場所でゲラゲラ笑って楽しそうにしているのを見ると、なんとも、本当になんとも言えない幸福感に包まれるのである。たったの1年に一回のことなんだけどね。でも、1とゼロでは大違いである。次は夏だ。