エンディング切りやがった

テレビ局にクレームを入れる奴はただの暇人だ、と思っていた僕だが、今日そういう奴らの気持ちが初めてわかったよ。
今日の金曜ロードショーで僕が大好きで、映画史上最も正しいエンディングであると書いた「ワイルド・スピード スカイ・ミッション」が放送された。映画はいたって普通のいつも通りのワイルド・スピードなのだが、エンディングそのものを、映画の完成間際に自動車事故で亡くなった主役のポール・ウォーカーに捧げる構成になっている。エンディングの途中で、過去のシリーズ作品からポール・ウォーカーの大事なシーンがいくつか流れる。敵だった二人が出会い分かりあい、互いを助け合いながら仲間になり、ともに戦うことでいつしか家族になっていた。画面の向こう側の登場人物達も、こっち側でみている観客も皆、亡くなったポール・ウォーカーの輝ける瞬間を見ながら心の中で「さよなら」を言えるんだよね。

それが今日のロードショーで、丸々カット・・。一番いい部分を丸々カット・・。「主演のポール・ウォーカーさんは本作完成直前に亡くなりました。」と右側に字幕を出して、それで終わり・・。ふざけるな!あの部分を流さないことには、「ワイルド・スピード」はただの車バカ映画だと思われちゃうじゃん!(実際そうだけど・・)。なんか、こんなやり方だったらまだ流さない方がよかったなあ。こういう感じだからテレビで映画をかけるのがどんどん少なくなっているに違いない。愛がないのだ。愛が。

記録は大事

このブログもたまには役に立つもので、前回怪我をしたときの気付を検索してみたところ、2013年の3月31日であることがわかった。その時の記事のタイトルが「やっちまった」になっていて、当時の僕の心の在り方が良く分かった。そして練習復帰したのは8月25日だったから、復帰までに5か月間の時間がかかっていた計算になる。調べている時にその時のことをいろいろと思い出し、おそらく今回の怪我より深刻なものであった事に気づき、少しばかりの勇気が湧いた。湧いたけど悩みは常に現在進行形であり、心の軽さ的には「昔はどうだった」かはあまり意味がないんだよね・・・、今やれなきゃ意味がないんだからなあ。とはいえ、長い間の回復期間を一度体験していることは大きい。まだまだ我慢だ。

 

炎復活か?


日本代表の新しいユニにあの「炎」が復活するんじゃないかという噂が立っている。たっているというか、ADIDASが「あの日の炎は、消えたのか」というキャッチコピーを使っているぐらいだから、確定と言っても間違いないと思う。 このような広告を出しているぐらいだから、もうある程度デザインは決まっているんだろうなあ。ご存知のようにADIDASのデザインは支持が難しいものばかりだったら、過去のユニを復刻してくれるのはすごくいいと思うんだけど、過去の栄光を超えるのは難しいことを証明しているようでちょっと残念な気もする。ただ、好感がもてるのはあのデザインではなく、あの頃の日本のサッカーに重きを置いているところ。初のワールドカップという夢に向かっていた一枚岩だったあの頃のあり方そのものが今必要なんじゃないか?というメッセージなんだよね。まあ、リーク画像通りのデザインだったらちょっと残念だけど、あの炎を通して初心に戻るってことで、いいか。

戦争

 水を買っておいた方がいいかな、なんてニュースを見ながらふと思った。僕はニュースに踊らされて買占めに走るような人々が大嫌いなのだが、この時はふとそう思った。もちろん、北朝鮮系のニュースをきいてでのことである。
 北朝鮮とアメリカがもし戦争をおっぱじめるのなら、それは先週末だったと思う。緊張感もピークだった。アメリカが「次やったら戦争な!」という姿勢を示し、空気が読めるのか読めないのかわからない北朝鮮、その対応が分かれ目だったのかな。戦争へのチキンレースだ~、と思っていたら一番の一番のピークの所で北朝鮮がミサイル発射を失敗するという、吉本新喜劇みたいなオチを作ってくれた。でも、これ、狙っているのか!と思うような超高度な対応だよね。失敗はしたけどアメリカの圧力には負けなかった、と言える。面子がなにより大事な独裁者には最高お終わり方である。
 今日の朝もやっぱり北朝鮮のニュースがあったけど、もうすでに緊張感のピークが過ぎているように思う。良く考えたら忘れたころにミサイルで話題を作るのが定番のパターンだったし、危険なのは今も昔も同じ。その時とちがうのは、アメリカのボスの行動が読めないというところで、ファーストコンタクトが過ぎた今、戦争の可能性は低いのかなあ、と。
 最近すごく怖いなと思うのは、専門家たちが専門家とは言えなくなっているところ。イギリスのEU離脱を当てた人はほとんどいなかったし、トランプの当選を当てた人はもっと少ない。だから、専門家が北朝鮮の何を語ろうといまいち信じられないんだよね。

行ったり来たり

 月曜日ぐらいから、いっきに痛みが引いた。朝、体を起こすときに痛むかどうかが一つの判断箇所なんだけど、痛みがない!あ、ついにこれ来たか?と。ランニングを再開できる時が来たか!と喜ぶ僕であったが、今日の朝からまた痛みが戻ってきた。股関節の炎症はまだあり、それの収まり待なのだが、いい日と悪い日が交互ぐらいに来ている。完全に固定して動かさないでおけばもっと回復は早まるが、実生活の中ではそれはもちろんできない。使いながら治すしかないから、こうなっちゃうんだよね。整体院にもこの状態になるから気を付ける様にと前もって言われていたのでそこまでのショックはないが、2カ月と10日が過ぎた今、心の中の焦りを感じだしている・・。ネットで症例を検索したり、とかね。問題は痛みを感じなくなった日にランニングシューズを発注してしまって、それが明日届くんだよね・・笑。
 

テベスが心配

 中国のクラブでスポーツ選手としての世界最高額を受け取っているとされるテベス選手が心配である。なにやら移籍したチームで結果を出せず、チームも勝利から見放されているとか。やっと勝ったと思ったら、その日のピッチにテベスの姿はなく、本人は家族を連れてディズニーで遊んでいたらしい。その時の写真がこれ。ファッション的なことは置いといて笑、本業のサッカーが心配である。そもそも中国で上手く行ったというサッカー選手の話も聞かないし、金だけのための移籍であった可能性があることを思うと、明らかなにモチベーションが下がっているのでは・・と心配されている。テベスの一番のストロングポイントは、まるで動物かのような勝利とボールに対する執着心。最後の最後まであきらめないのがテベスのらしさだったのに、金によってそこが損なわれたのかな・・。
 と同時に、このトラブルを起こす感じがテベスっぽいとも言える。ユーベに行ってからは少しおとなしくなったように思っていたけど、相変わらずだったのか。このまま中国の金を持ち逃げしてサクっとヨーロッパか南米に移籍したりしないかなあ。

田舎

週末に訪れた田舎に古い家があって、そこを訪ねた。一家の歴史の拠点になっている家で、「おおかみこどもの雨と雪」とか「サマーウォーズ」に出てきそうな古い家である。今は誰も住んでおらず日々経年劣化にさらされているが、みんなその家が好きで時々訪れたりしているらしい。とはいえ、周りは何もない田舎のため、住もうとする人はいない。

田舎暮らしに対する憧れって誰にでもあると思う。実際にそのような生活を送れる人って農家以外では少ないと思うが、静かでゆったりとした生活に対する憧れは不変的だと思う。まあ、実際に最寄りのコンビニまで車で10分みたいな生活が静かでゆったりとしているかどうかはわからないが、毎日同じような疲れた顔をした人たちと一緒に電車に揺られながら、毎日同じ風景を見ていたらそうなるだろうなあ。そういう僕も遠くの山をみながら、いいところだなあ、でも住めないなあ、と思ってしまった。

別世界

 土日と法事に出かける。法事とは言っても向こう側の家族なので、初対面の人もいるぐらいのアウエー。行くのに2.5時間の運転、帰りも2.5時間の運転。さらに一泊折り込みの道程なので、正直気分は・・・な状態。もしかしたら温泉が股関節に効くかも、という一点に期待を寄せて向かう。

さすがに一泊を挟んでいるため、色々なことがあり語りだしたらキリがないけど、どこでも先生が活躍してくれて無事帰ってくることができた。終始気を使い、いつもと違う環境でうまく寝れず、さらに行きも帰りも渋滞に悩まされ正直疲れました笑。でもまあ、どの家族にも長い歴史があり、それが今も進行中であり、その最先端にいるのがうちの先生。会ったこともない、話でしかきいたことのない存在とうちの先生には同じ血が流れている。その中では僕は外様だけど、家族の歴史が紡がれた田舎を歩きながら先生がここと繋がっていることを感じたよ。不思議なことなんだけどね。そしてそれは素敵なことなんだよな、と。

それにしてもいつもと違う風景はいい。

Googleアートプロジェクト

今更ながら、CHROMEに組み込めるgoogleのアプリ、Googleアートプロジェクトが面白い。googleと組んでいる博物館や美術館がが所有する美術品を、高画質で鑑賞できるサービスなんだけど、地味に増えていて面白い。美術品だけでなく、施設の中をストリートビューで回れるようになっているのがいい。

あるあるかもしれないけど、こういうのって行ったことのないところを見るのがメインだろうけど、なぜか行った事のある所をついつい見てしまう。あ、これ知ってる!行ったころある!みたいな。といわけで、過去に尋ねたことのある所を見ていたんだけど、ちょっとした違和感があった。何だろうと思って、ずっと見ていたんだけど、無人だったんだよね。写真やポストカードで観光地の名所などを見て、そこに興味を覚えていざ訪ねてガッカリするポイントに「人がたくさんいる・・」というのがある。自分だってその一人だから仕方のないことなんだけど、写真やガイドブックでは人の喋り声は見えないからね・・。で、googleのこのサービスは人がないものも多く、いい感じで邪魔なくみれる。人がいるとこいつどんな奴かついつい見ちゃうんだよね。

猿の惑星:聖戦記 グレート・ウォー


「猿の惑星」シリーズの最新作のトレーラーがリリースされた。今度は本格的な人間と猿の戦いが描かれているようで、予告編は戦争映画さながらである。人間側に猿の裏切り者?がいたり、猿と心の交流をする少女がいたりとで、誰もが好きな要素がすでに揃っていて今から楽しみだ。
猿の惑星は常に社会問題の鏡的映画だったけど、新シリーズになってからはその要素が希薄になっている気がしていた。が、ここに来ての「3」は相手側がアメリカ軍(ぽい)軍隊が敵側になっているので、もしかしたらそういうスパイスが復活している可能性もある。映画界ももしかたらトランプ前、トランプ後で変わったりするのかも知れない。