starting over

 浜野の閉店に伴い、今回で最後となるクリニックに参加した。まだ蹴れないからほぼ立っているだけだったけど、多くのことが生まれた場所の締めくくりに参加できて嬉しいあら悲しいやら、である。我々の出会いの場であり、チームのスタート地点である場所が無くなるのは悲しいが、ここで得た確信に近い何か、想い?イズム?思想?価値観的なものは僕の心の中にたしかにあり、僕はそれを信じているので色あせることはない。

 大きな流れの中で見れば、週に一回だけの時間であり、小さな存在だったのかもしれないけど、「サッカーをしてみたい」とか、「フットサルってなんだろう」とか「体を動かしてみたい」と思った時の受け皿って案外少ないんだよね。そう思うと、個人の生活の中での楽しみであり、潤いであった金曜日の20:00~22:00は特別な時間だったと言える。競技思考だろうが、ただの運動レベルだろうが、レベルに関係なくね。今回は施設の閉店という要因だが、こういう時間をずっと維持することが出来ない現状に、フットサルが文化になれない原因があるのだろう。僕も最近はほとんど参加していなかったので悲しむ権利は全くないのだが、重ね重ね残念だ。まあ、その人にやる気さえあればフットサルライフは続いてく。