it’s a lonely road, but i’m not alone

 宇多田ヒカルの新譜を良く聞いているんだけど、不思議と先生がよく反応する。まだまだ全然歌詞を捉えているわけじゃないんだけど、似たような音を出して歌おうとするんだよね。新譜だけではなく、古いアルバムの曲にも反応することもあるが、決まって宇多田ヒカルの曲が多い。ノリのいい洋楽で勝手に体が動く、みたいな子供ならではの反応も昔はあってたけど、歌おうとするのは珍しい。なんだろうなあ、と思っていたんだけど宇多田ヒカルの声が特別なんじゃないか?と思ったりする。これは作曲の才能や作詞のセンスがある、とは別に「声そのものに」彼女の人気の秘密があるんじゃないか?と感じるんだよね。理論や理屈じゃない、本能レベルで誰もが好きになるような。人間の聴力には心地よく聞こえる音域ってのがある話はきくんだけど、それなんだろうか・・・。

walking dead

 遅ればせながら大人気アメリカTVドラマ「ウォーキング・デッド」を鑑賞している。噂通りの面白さで、早速ハマってしまっている。終末世界、ゾンビ、グロ映像、割りと真面目な生と死の考察など、そりゃあハマるか、と十分に理解できる内容である。ゾンビという便利な存在を通して「生と死はなんであるか」、「生きるというのはどういうものか」と考えさせられる内容になっている。
 どのシリーズにも、特にそのシリーズが長くなると、話の種類にバラエティを持たせていく。シリアスな話、お笑いの話、本編のストーリーを進める話をいいバランスで混ぜるんだけど、このシリーズは特にそこが上手くできている。登場人物の過去を説明しながらストーリーを進行するところもいい。TVドラマのシリーズはたくさんあるし、その中では際立つために「LOST」のように時間軸をこれでもか!とねじったりするドラマもあるけど、そういうことをすることなく、割と王道なんだよね。噂では20年は続ける、みたいな話もあるけど是非そうして欲しい。