体脂肪

 代表のニュースで結構目にすることが多くなった体脂肪率。いつも不思議に思うんだけど、あれって運動能力や健康状態の指標になるのだろうか。代表に選ばれるような選手がアスリートとしての枠から外れている事はないだろうし、選ばれた時点ですでにあるレベルまで行っているだろうから、ストイックさの指標にしているのかなあ。精神的な縛りというか、管理するための一種のパフォーマンスなのだろうか・・。
 僕は高校生のときに8%まで行ったが、だからといって体の調子がいいというわけでもなく、自分の体を硬く重かった。今思えばだけど。数字が下がっていくのは分かりやすく、面白く、その時は夢中になっていたんだよね。
 いつも思うことだけど、ベストな体はその時の自分がいつ「最大限の自分」を発揮したいか、で決まると思う。100%発揮したい場面に合うような体。それは簡単じゃないし、節制も不可欠だけど、実はその見極めも難しいじゃないかと思ったりする。ただ筋肉があれば言い訳でもない、ただスタミナだけ、進発力だけがあればいい分けでもない。ここら辺の管理がアマチュアスポーツにおける一番難しい部分なのかもなあ。

vibram furoshiki

 
誰もみたことのないデザインというのも素晴らしいが、構造そのものから形を変えてしまうデザインは革命的だったりする。日本の風呂敷にヒントを得たこのシューズ、ちょっと気になる。作っているのはイタリアのvibram。vibramはソールが有名で、visvimやdannerでも使われているけど、シューズそのものを作っているとは知らなかった。自分で自分の足に巻くわけだからフィット感は完璧だろうし、ソールは定評のあるものだから履き心地も良さそう。そうなると問題はデザインになるんだけど、なかなかカッコいいものもありそう。買ってみるかなあ。

距離感

 学生時代に配達のバイトをしていたんだけど、刑務所の前を通るコースがあった。便利なコースだったので一日の間に何度も通るんだけど、時々門の周辺を黒塗りの車が列をなして停まっていることがあった。その筋の方がお勤めを終え、出てくるところである。映画みたいなことするんだなあと共に、ここで車をぶつけたら帰れないだろうなあ、と思ったのを覚えている。
 暴力団の分裂がニュースになっている。見ていて気になったのは、この話題を伝えたどのニュースもちょっとVシネかかっているというか、ちょっと演出が普通と違っていたところである。「抗争」というフレーズも普通に使われているし、暴力団の存在が当然のように扱われているのが面白い。「警察24時」みたいな番組での扱い方と全く違っていて、暴力団系の話題の扱いはどうなっているんだろう、と不思議である。黒い交際的な話題のときはまるで暴力団の存在を無視するような風潮だったのに、ここに来てのこの扱い方。この温度差が面白くもあり、怖くもある・・。

ゴーストはまだささやいている

 今再放送で「攻殻機動隊」をやっているけど、ついつい見ちゃうね。もともと好きであるということはもちろんあるんだけど、今見ても全然古く感じないところが完成度を物語っている気がする。それどころか、あの未来が近づいている感もあってより楽しめるというか、古いのにタイムリーに感じる?とでもいうのかな。今日やっていたのは笑う男シリーズだから、もう13年も前、2002年の作品のなんだよね・・。しかもトグサが撃たれて終わる回で、今すぐ続きを借りに行きたい感じである笑。
 そういえば、今舞台化されているんだよね。ちょっと前にニュースで、その舞台で3Dメガネが使われるというのがあって、攻殻機動隊まだ流行っているんだ、と思ったのを覚えている。もしかしてまた波が来てる?TVアニメシリーズまとめ見したい。

TED2

 「テッド2」の宣伝がやけに多い。面白い映画が評価されて人気が出るのはいい事だと思うんだけど、この「テッド」に関してはちょっと違うなあ、と思ったりする。あのかわいいクマさんが実は、下品でバカでお下劣なギャグを連発するとんでもない存在である、そのギャップこそが一番面白いところであり、そのため決して万人受けする映画ではないというところがよかったんだけどね。CMを見ていると感動作的な側面までもを宣伝しちゃっていて、「テッド2」は本当にそんな映画か?とちょっと不安になったりする。特にポスターの「またモフモフしようぜ」のコピーは完全にどうかしている様に思える・・・。これが逆に全く違うイメージで売って、劇場に来た人をビックリさせる作戦だったらいいと思うんだけどね。間違って入っちゃった子供が泣き出したりするような、ね。笑
 とはいえ、この映画はテッドがぬいぐるみである設定をいかして、実はちょっと深いテーマを提示したりもする。「1」ではテッドと主人公の関係を通して、友情や責任、成長はなぜ必要なのかを教えてくれるし、人をどこで判断すべきかのヒントもくれる。「2」ではテッドが子供を持つために人間であることを法廷で証明するストーリーらしいので、ぬいぐるみを通して人間が人間たる所以はどこにあるのか、を教えてくれるのかも知れない!。楽しみだ。

拡声器

 割と本当に緊張状態みたいだけど、韓国が北朝鮮に向けているあの馬鹿でかいスピーカー、あれで何かを流しているのか気にならない?と思っていたらタイムリーにニュースでその内容がちょっと紹介されていた。なにやらKPOPも流されているとかで、嫌がらせに自分の曲を使われるアーティストはどう思うのだろう。
 北朝鮮がちょっかいを出して、それでちょっともめて落ち着いたと思ったらまた北朝鮮がまた何かやらかす、というパターンが多いと思うんだけど、それに飽きた韓国民がたちが今回はやれやれ!という感じになっているらしい。対岸の火事かも知れないけど、影響はゼロとは言えないだけに複雑な感じだ。それにしても、覚悟を決めて戦争する!と言いながら、「謝罪するなら許してやる」というくだりが幼稚な喧嘩のようで、外交って面白いなと思う。

僕らの祖国

e0253132_12262476  この歳になったからなのか、それとも家族が出来きたから、時折難しい疑問にぶつかることがある。家族ってなんだろうとか、平和ってなんだろうとか、豊かさってなんだろう、国家ってなんだろうとかね。これらの疑問には技術的な、知識としての答えと共に、精神的というか、心の中での捉え方もあるのが難しい。特に「国・国家」というのが僕にとっては難しかった。誰にでも故郷と呼ぶべき場所・概念があり、それはとても大切なことである、というのが僕の認識だったのだが、僕にはそれがイマイチ心当たりがない。僕の生い立ちがアレだからなんだろうなあ、と心の中では思ってはいたのだが、いつか息子に「国とか愛国心とか、故郷ってなんなの?」ときかれたら困るなあ、と思っていたときに出会ったのがこの本である。
こういうことを考えると決まって右よりとか右翼とか、政治的な思想を含んだイメージが先走って「なんだか悪いことをしている」というイメージにとらわれたりするんだけど、この本を読んで、なぜそう思うように至ったのという所までを教えてくれる。そして、「祖国」というのは何なのかまでもを把握させてくれる。それらは遠くに透けて見えるような曖昧なものではなく、確かに今も存在し、今後も未来永劫に続くものなのだ。そこには政治的な思想もなければ、算段もない。
難しいのは、生活に追われているというこういうところに全く頭が回らないところなんだよね。日本ではこういうことを考えなくても、なんの問題もなく生きていくことが出来てしまう。いいのか悪いのかだけど、これを読んだ後では何も考えずに生きることほどもったいないことはないと気づく。気になる人、貸すよ。

最悪

やっぱりかあ、というのが一番先に浮かんだ感想、少年の遺体が発見されたニュース。45歳の男を逮捕するも、同乗者がいたとかで共犯者の存在を匂わせている模様。まだまだ発表されていない情報も多いだろし、とりあえずは遺体遺棄での逮捕だろうけど、これだけの大事件になっちゃったから万全を喫しての逮捕だろう。どういう情報で捜査が進められたのか知る由もないけど、やっぱり日本の警察はすごいなあと思う。 それにしても、本当にやるせないよね。大体の事件って対岸の火事に感じられ、どこか他人後のように思えるけど、この事件はちょっと違ったりする・・。おそらく、本人や周りの人たちがもうちょっとしっかりしていたら防げた可能性があると思えるからだろう。色んなものがもうちょっと正常に機能していれば、こうはならなかった可能性がある気がして、そこがやるせないのかなあ。

パクリなのかどうか

 オリンピックのロゴがパクリなのかどうかは誰が決めるのだろう、というのが気になる。世論のパワーが発揮されてあれはパクリじゃないか?という空気が作られているような気がする。パクリかどうかは本人以外は知りえないことだから、本当の答えなんて絶対出てこないんだろうけど、すでケチがついた感じてがしてなんだか残念である。と思っていたら、大きなイベントの度にこういうことって良くあることらしいね。調べたらベルギーの劇場のロゴは商標登録もしていないらしいし、目立とうとして噛み付いてきてるんじゃないか?という気もする。でも、あのバッグのデザインはちょっと・・、と逆の印象になってしまう。この差はなんだろ。
 この時代に完全なオリジナルって存在するのか?と思わないこともない。何もないところから何かを生み出すこともあるだろうけど、すでにあるもを組み合わせたり加工したりして新しいものにするサンプリングの時代だと思うんだけどね、デザインも。たまにユニフォームのデザインを頼まれることがあるんだけど、その時にも「あのチームのユニみたいな」とか「あのシャツみたいに」と、すでにあるものを下敷きに注文されることがほとんどだったりする。もはや見たことのないもの、というのは存在しないのかもね。ロゴを差し替えるのなら、一般公募にしてくれないかな。
これ、面白い。
TOKYO2020 Generator
https://jthird.net/?w=hVz_dg

大阪少女遺体事件

 なんかこの事件、ちょっと怖い。ただでさえ子供が一人死んでもう一人が行方不明なのに、少女の遺体の傷から推理できる殺され方が気持ちが悪いよね。行方不明になったのが12日、遺体が発見されたのが13日で、身元がはっきりしたのが今日18日。親が提供した写真との比較での判断ミスもあったみたいだけど、時間のかかり方もちょっと変だ。最初に発表された特徴も8~15才という、割と広い範囲だったし、よっぽど遺体の状態が酷かったのだろうかあ。それも体の左側だけ・・、やはり怖い。
 無事少年が保護されればいくらか救いも生まれるけど、いくら日本の治安が良いからって中一の子供が朝方まで外に出ていてもいい、という訳ではないってことだよね・・・。こればかりはやはり親にも責任があるだろうし、二人がウロウロしているのを見かけながら放置した人たちにも苦い思いをしているの違いない。今後の進展はあるのだろうか。