vibram furoshiki

 
誰もみたことのないデザインというのも素晴らしいが、構造そのものから形を変えてしまうデザインは革命的だったりする。日本の風呂敷にヒントを得たこのシューズ、ちょっと気になる。作っているのはイタリアのvibram。vibramはソールが有名で、visvimやdannerでも使われているけど、シューズそのものを作っているとは知らなかった。自分で自分の足に巻くわけだからフィット感は完璧だろうし、ソールは定評のあるものだから履き心地も良さそう。そうなると問題はデザインになるんだけど、なかなかカッコいいものもありそう。買ってみるかなあ。

距離感

 学生時代に配達のバイトをしていたんだけど、刑務所の前を通るコースがあった。便利なコースだったので一日の間に何度も通るんだけど、時々門の周辺を黒塗りの車が列をなして停まっていることがあった。その筋の方がお勤めを終え、出てくるところである。映画みたいなことするんだなあと共に、ここで車をぶつけたら帰れないだろうなあ、と思ったのを覚えている。
 暴力団の分裂がニュースになっている。見ていて気になったのは、この話題を伝えたどのニュースもちょっとVシネかかっているというか、ちょっと演出が普通と違っていたところである。「抗争」というフレーズも普通に使われているし、暴力団の存在が当然のように扱われているのが面白い。「警察24時」みたいな番組での扱い方と全く違っていて、暴力団系の話題の扱いはどうなっているんだろう、と不思議である。黒い交際的な話題のときはまるで暴力団の存在を無視するような風潮だったのに、ここに来てのこの扱い方。この温度差が面白くもあり、怖くもある・・。