酒で死ぬ

コラムニストのカツヤさんが酒の飲みすぎで亡くなった。この死に方ってどうなのだろう、とちょっと考えてしまった。自殺ではないが、アル中と戦ったとは言いにくいそんな最期のようで、ちょっと不思議なんだよね。頭のいい人だったんだから、こうなることを回避できそうなものだけど、自分からその道に進んでいった、ということなのだろうか。

アル中と戦わずに死ぬまで飲むといえば「リービング・ラスベガス」である。あの死に方は決して楽でカッコいいものではなく、あり得るなかでもっとも苦しく人に見せたくない死に方なんだろうけど、本人は本望だったのか?とちょっと思ったりする。するけど、全く勝手だなあ、と。好き放題書いて、好き放題発言して、好き放題飲んでと、キャラにはあっているけどね・・。なくなった人への恒例の敬礼の念記事がたくさんあるけど、それでいいのかねえ、なんて思ったりする。

ゲノム編集ベイビー

中国でゲノム編集された赤ちゃんが生まれたのでは、とニュースになっている。どうやら父親がHIVにかかっていて、赤ちゃんにはHIVウイルスにかかりにくい編集をしたようで、倫理的にはギリギリの所を攻めている感じだ。論文もデータも発表されていないから事実かどうか微妙なところだけど、もし本当であれば倫理的な面からかなり叩かれるよね。特にキリスト教圏の国々からは悪魔扱いされるに違いない。

一昔前なら「ユニバーサル・ソルジャー」的な、最強の兵士を作るための研究だったんだろうけど、今ではもっと金になるようなものに使われていくのかな。容姿、病気にならない、能力が高い、等。金になるのであれば倫理の壁は低いからなあ。しかも中国だし、なんだか色々と不安になるニュースである。

スタン・リー

そういえばスタン・リーが亡くなったんだよね。スタン・リーといえば今をときめくマーベルの生みの親、スパイダーマン、アイアンマン、ハルク、X-MENを作った人である。本人が書いているわけではなくて、アーティストに書かせてたんだよね。自分は構想を練ったりセリフを考えたりするスタイルで、スタン・リーのおかげで名を成したアーティストも多い。最近の話題と言えば、自分が作ったキャラの映画には必ずカメオ出演をする、というところだったから明るいおじさん、というイメージが一般的じゃないかな。でも、この人が恐ろしいのは、自分が伝えたテーマにそれこをコスチュームを着させてマスクをかぶせて、人にバレないようにそのテーマを描くというところだったんだよね。X-MENでは差別を描いて、キャプテン・アメリカでは理想と現実のアメリカの姿を描いて、そしてスパイダーマンでは「大いなる力には大いなる責任が伴う」のでは?という疑問を投げかけた。はたから見れば派手で楽しい映画シリーズに見えるけど、実は裏には今の社会を描いたテーマがあったんだよね。登場人物には派手な格好をさせていたけど、教えていたのは「責任感」とか「道徳」とか、割と真面目なことだったんだよね。一人の人があの世界を作り出していたんだよね、すごいな。

自転車に初挑戦

今日は交通公園で先生に自転車を初体験させてきた。今までストライダーでこっちが怖くなるくらいにスピードの出していたから、自転車は簡単に乗っちゃうのかなと思っていたけど、案外苦労していた。どうも漕ぐ時に足をペダルに置くことが出来ないようで、スピードが保てずについつい足をついてしまう。ここは補助輪の自転車はやめて、ストライダーにペダルとブレーキがついている自転車に切り替えたらいとも簡単に乗ってしまった。補助輪がないことに対する恐怖がないのが不思議で、見ているこっちの方が怖かった。補助輪が逆に邪魔だったのかな。僕自身が自転車を覚えた時はのことはほとんど記憶にないけど、苦労したことは何となく覚えているんだよね。それを4歳児が簡単に乗っちゃうのだから、子供ってすげーな、と。今後こういう事も、逆に苦労することもあるだろうけど、一個ずつ一個ずつやっていくしかないんだろうなあ。

妖怪の洗礼

うちの先生が妖怪に夢中になっている。それも妖怪ウォッチからではなく、ゲゲゲの鬼太郎から入った、いわゆる正統派である笑。日曜日の朝にやっている今の鬼太郎を見て、気に入ったみたいだったからyoutubeで古いのを見せたら気に入ってしまったようで、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~とずっと歌っている。すごくビビりだから、怖がるかな~とちょっと心配だったけどその心配をよそに水木しげるの

妖怪ってちょっと不思議な魅力ってあるよね。民俗学的な側面からもそそうだし、微妙は残酷さとセットの気持ち悪さもそう。でも、一番のポイントはかっては存在した、電気が普及するまえの世界へのノスタルジーだと思う。提灯の明かりしなかった時代の夜はさぞ暗かったに違いない。その奥にあるであろう何かに対して想像力が働いても不思議じゃないよね。まあ、先生はまだ妖怪の不思議な姿や鬼太郎の戦い方に興味があって、深いところは考えていないみたいだけど、ちょっとビビりながらページをめくっているところが面白かったりする。笑

欲望

昔ずっとあこれたブーツがあって、お金を貯めてやっとそれを買った時に「これで自分の決定版は揃った、ワードローブは完成した。もう欲しいものはない」と大きな満足感を感じたものなんだけど、少し時間がたてばまた物欲が沸々と沸き上がり、違うものが欲しくなる。欲望というのは常に更新されていって、良くも悪くも終わりのないものなのだな、と思ったのを覚えている。

今回のゴーンのニュースを受けて、あんなにもらっているのにまだ欲しいか!という感想が多かったけど、そういうものなんだよなー、と。というより、多くを持っていれば持っているほど欲の総量は大きいわけで、ある意味普通のことなのかも知れない。額が普通じゃないから僕らの角度からは変に見えるけど、欲望の単位が違うってことだろね・・。

2018 aw practice shirt 「contrary warriors」

久しぶりの公式ウェアとなります。「contrary warriors practice shirt」になります!。ユニで使っているシャツのミッドナイトブルーになります。

表面は
エンブレム
チーム名
「think outside the box」

裏面は
番号
「we are the contrary warriors」

contrary warriorsは、アメリカ原住民の歴史の中で一瞬だけ出てくる部族で、とにかく行動が変な部族として知られている。戦いに出向くときに馬に後ろ向きで乗ったり、「こんにちは」と言われたら「さよなら」と返す、と言った調子でとにかく「普通と真逆の事」をしていたんだよね。だからcontrary(真逆)になるのである。周りはなんのことかわからず馬鹿にしていた節もあるけど、本人たちは「常識に縛られないように、普通と違うことをする」という狙いがあったんだよね。つまり、常に「常識」とか「習わし」とか「伝統」と戦っていたのだ。だったら違いやり方があったんじゃないか?と思う事もないけど(笑)、ダサいまでのその愚直さに僕は「カッコいい・・・」と思ってしまったのだ。で、いつかモチーフとして使おうと思ったのだ。偶然以前にBONERAで作った「think outside the box」とテーマも似ており、やっぱり僕らは「この価値観」じゃないか、と。そういう意味を超えてみました。

今回は長袖もあります。(長袖はUSサイズらしい)

希望者は11月31日中までに連絡ください。10人集まったら作成します!

寝たくない

 子供の寝かしつけには今も苦労している。流石に今では、歯を磨いて、絵本を二冊読んで、寝るというルーティンが出来上がっていて、本人もそれに納得して一人で寝るんだけど、20分ぐらい経つと起きてきて
「着ている服が首にあたってオエッってなる」
「ここを怪我したから絆創膏を貼ってほしい(特にけがはしていない)」
と様々な理由を訴え、寝る時間を遅らせようとする。最初は、じゃあ今から病院に行って注射してもらおう、と脅して寝かせていたんだけど、4歳児が考えてくる「寝ないための理由」が時々面白かったりして、イライラしたり和んだりと、やはり忙しい。
 で、彼の中でどうやら効果的だ、と思っているのが「お腹が痛い」である。設定的にはお腹が冷えて痛い、らしいので、一緒に布団に入って自分の体の上の載せてしばらく過ごすか、お腹に手を当てながら添い寝をしてあげるか、を毎回繰り返している。5分も付き合ってあげれば納得して一人で寝てくれるんだけど、毎回毎回付き合うのも大変である。

電源を切る

夜に突然通夜に参加することなって、慌てて用意をする。もう何回も参加しているから作法とかで戸惑うことがないけど、式に入る前の案内で「携帯電話の電源をお切りください」というのがあって、携帯電話の電源を切るのは久しぶりだなあと思ってしまった。あれ、前に切ったのはいつだろう?と思い出せないぐらいの「昔」のようである。マナーモードでもいいんだろうけど、ここは礼儀を尽くしたいということで電源を切ってみた。時間も遅しいし、仕事の連絡もそうそう入ってこないだろう、という考えが頭をよぎる所に、「あー、携帯依存だなあ」と自分自身にガッカリであった。これ、一生続くのだろうか。携帯なしでは暮らせない精神、体になっているのだろうか。認めたくないけど、実際はそうなんだろうなあ。僕の世代ですでにそうなんだから、この状態が当たり前として生まれた世代もあるわけで、そういう文化・あり方ってなんとなく嫌だなあ・・。

レジェンド・オブ・フォール

土曜日の夜、なんだか寝付けずに4:30頃に起きてしまった。体の調子がイマイチだから早く寝たいんだけど、どうにもならない時ってあるよね。次の日は休みだしと思ってテレビをつけたら「レジェンド・オブ・フォール」がかかっていた。ブラピが主演の、僕の大好きな一本である。もちろんDVDは持っているけど、(ケースがCDサイズの時代のDVD)ついつい見ちゃうよね。5:00までの放送枠だったら最後の最後の部分だけだったけど、やっぱり何度見てもいいなあ、と一人で勝手に感動していた。これを見ちゃったもんだから、翌日ゲオで「レッド・デッド・リデンプション2」を買ってしまったよ。時代は微妙に違うけど、あの世界観に浸りたくてね。これでさらに夜更かしになり、やはり風邪が治らない・・。