時代の変わり目

fidel_castro そういえばカストロが亡くなったね。実家に帰った際に母親が教えてくれて、まさかと思ったけど本当であった。90歳になって、ニュースとかで見てもさすがに弱ってきていたけど、くぐってきた修羅場を考えたら100までは軽く行くだろうと思っていた。あれだけの男でも年には勝てないのか。
 まあ、カストロについては色んな話があって、ゲバラとの関係だけでも二晩はかかるんだろうけど、最近のお姿を拝見して気になったのはADIDAS率の高さである。あの青いジャージは有名だけど、ほかにはウィンドーブレーカーっぽい白いのも着ていたりする。骨の髄まで社会主義の男が西側の服を着ていいのか?と思ったりするけど、本人はきっと得に何も考えていなかったんだろうなあ。それより資本主義の旗持ちであり、アメリカと同異義語であるNIKEでなくてよかった。ローマ法王に会うときだってADIDASジャージのセットアップだったはず。今頃あの世でゲバラに「軍服以外の服着ているんじゃねーよ!」と怒られていることだろう。(ゲバラはそいうのにうるさかった)
 社会主義とか、ソ連とか、革命とか、そうい単語を聞くと一見難しそうで面倒な気もするけど、あの革命のことをちょっとでも勉強するとすごい面白い。ゲバラが加わるまで確か20人ぐらいしかメンバーいなかったんだよね。その前はもっと少なかった。あの少人数で始まった動きが国中に広がり、最後には政府をひっくり返したんだからね。冒険小説的な面白さが不通にある。

文化の違いで済むか?

nike-outlet-black-friday-1アメリカ人が買い物中にキャンセルする商品や、要らなかくなったものを元の棚に戻さない、というのはきいたことがある。なんて野蛮で民度の低い奴らだ、と思ったけど実際にワシントンに行った時はそんなこともなく、日本とたいして変わらない感じだった。割と高級なところから普通のショッピングセンター、町の店的な所にも行ったけど、特にそれっぽい感じではなかったが・・。
この写真は今回のブラック・フライデー後のNIKEのアウトレットの様子。元に戻さない客が悪いのか、すぐに片づけない店側が悪いのか。なんか、人間って嫌だね・・・、と思ってしまう一枚である。「いつもより安い」というフィルターがかかれば、普段は普通に振舞っているアメリカン人でも、こうなってしまう。人を押しのけて、ちょっと行儀が悪くなっても「俺が先に買いたい!」というこの感じ。これが日本の店だったら人気商品には整理番号を配ったり、店内の人数に規制をかけてコントロールしたりすると思うんだよね。この、俺さえほしいものをちゃんと買えればOK、というこの感じがなんともアメリカっぽいなあ。

black friday is coming

 世界中の人たちが殴りあってでも商品の取り合いをするBLACK FRIDAYの季節がやってきた。どうやら日本にもこのイベントを広げようとする動きがあるみたいで、イオンやGAPやH&M等、色んな企業がこの時期に特別なセールを行うようだ。すでに年末セールという風習があるからどれだけ根付くか微妙な気もするが、どうなのだろう。
 案の定、今まで買い物をしてきた海外のショップから鬼のようにメールが届く。少し前までだったら、日本で売っていないものを買うために個人輸入をする必要があったけど、それも少なくなってきている。
「世界では売っているけど日本では売っていない」
という商品も少なくなってきているし、日本で売っている商品も世界で売られるようになっている。昔はわざわざ高い運賃と関税を払って「これ、日本で売っていないんだよね~」と取り寄せた商品をニタニタしながら眺めていたぐらいだらから、嬉しいような気もするけど、なんとなくつまらない気もするよね。ローカルな価値が消え、全世界の人たちがみんな同じ商品を使う世の中が当たり前になってしまう。駅前がどこも同じになってきているように、世界中同じという時代が来るのかな。複雑だ。

関東は雪に弱い

 前もって雪が降る、雪が降ると脅されたことが功を奏したのか、雪による混乱が少なかったそうで。まあ、あれだけ事前に告知をされたら誰だって身構えるものだ。雪が降りそうな度にああいう風に脅されるものだから、案外普通に雨になるんじゃないか?と思っていたけどさすがに今回は降ったか。
 それでも、毎回毎回関東は雪に弱い、と言われるよね。実際に僕も今日、雪が薄く積もったタイル床の上を歩いていたら、ツルっと来て一瞬危なかった。あのまま足を滑らせていたら、股関節に余計なダメージをくらっていたにちがいない。危なかった。これって慣れなのか?
それにしても「関東弱い」のあの言いぐさってちょっと不自然だよね。雪に触れる機会が圧倒的に少ないから人が弱いのは当たり前だけど、交通機関が止まるのは別問題じゃないか?多分だけど、関東のダイアと雪国のダイアの本数は絶対にちがうでしょ。寒冷地仕様の車両じゃないだろうし、運ばないといけない人数も全然ちがうはず・・。でもまあ、1年に一回あるかないかの機会に備えるのも難しいだろうし、弱いって繰り返されたほうが気を付けるし、いいのかな。 

こういうこともあるのか。

 フットサル帰りにスーパーによる。買うものを選び、レジでの清算を終えて出ようとしたら、隣のレジ台の下から、紙幣が顔をのぞかせている。レジの方に、あ、落ちていますよと声をかけ、紙幣を拾い上げ渡そうとしたら、それがみた事もない紙幣であった。なんとなく緑色っぽかったから最初は1000円札かと思ったけど、そうではなかった。じゃあドルか?と渡す前に裏返してみてみたら、500円札であった。持ったことはおろか、本物の500円札を見たこともない僕。本当に初めて触れたのだが、あれってそうそう流通しているわけではないよね?流通していたとしても、レジの下に落ちている可能性ってどれぐらいだ?普通のお札だって落ちていないのに・・。レジのおばさんも驚いた顔で受け取ってくれたけど、どういう人があの札を落としていったのか、それとも払っていったのか、気になる・・。

インパクト大

揺れが長く続くと、やっぱり記憶というか、恐怖に似た気持ち悪さみたいなものが蘇ってくるね。家の中で何も起きてないことを確認したらまた寝ちゃったけど、これはもしや…、という気持ちは終始あって、落ち着かなかった。
それより一番驚いたのは「つなみ!にげて!」という文字のインパクト。毎日見てるテレビ画面にああいう、極限状態にしか出ない言葉が表示されるなんて、すごく強烈に感じた。当事者でもなく、海のそばに住んでいない僕でも警戒心を抱いたんだから、かなり効果的に違いない。これは確実に震災から得た教訓なのだろうか。やや脅されている気もするけど、そうでもしなきゃ見てもらえないんだよね、きっと。

もう放っておけばいいのでは。

 なんか、韓国の大統領の権力ってそんなに強いのか、びっくりである。やめさせるために最短でも六カ月もかかるなんて、制度に問題があるんじゃないかと思うんだけど・・。
 連日、ワイドショーレベルの韓国ニュースが報道されているけど、もうここらへんでもういいんじゃないか?と思うのは僕だけだろうか。もはや政治ニュースの領域から抜け出し、芸能人のスキャンダルレベルまでに落ちている気もするし、あとは韓国の皆様にお任せして放置しておけばいいんじゃないか?と思う。韓国の歴代大統領は暗殺されるか逮捕されからの末路を辿っていることを思うと、そのタイミングが早まっただけだとも言える。正直どうでもいいよね・・。面白くないのは、あのおばさんがずっとガミガミ言いながら半日の旗をずっと振っていたところ。あのおばさんを支持し頷いていたやつらは今どんな顔をしているんだ?

胸に楽天を

japan_24 バルセロナの胸スポンサーに楽天が入るなんて想像していた人はいただろうか。ヴィッセル神戸のユニをカッコいいと一度も思ったことはないし、〇の中にRが入っているあの胸スポンサーは最高にダサいなとも思っていたけど、バルサの胸に入るのはこれじゃないよね?

ユニの予想合成写真があちこちにあってどれもローマ字だけのRAKUTENになっていて一安心だけど、ただの予想画像だからまだわからないよね。

日本のスポンサーでカッコいいのはMANUのUMBRO時代のSHARPとか、ユーベのSONYとか、ローマのKAPPA時代のMAZDA当たり。ここら辺が最高峰かな。TOYOTAも多くのチームをスポンサードしてきたけど、いまいちカッコいいイメージがない。

僕が向こうにいた頃はアルゼンチンリーグにSANYOやMITAを胸につけていたチームが多かったが、誰もあれが日本の企業だと認識していなかったのを思い出す。たしかに地球の裏側の小さなチームの広告価値があるとは思えない。あれが税金対策みたいなものだったのか?RAKUTENもそうならないことを祈る・・。QATAR AIRWAYって読めば、航空会社って何かだろうなと想像がつくのだが、RAKUTENだけじゃあなあ。

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この時代のこのユニはもはや伝説だ。

 

今しかいらない

 昨日の代表の試合をみながら、プロの世界の非常さを目にした。世界の名門のベンチに座っている選手より、どこのクラブかはわからないけど若くてスタメンで出ている選手の方が選ばれる世界なんだよね、本当は。プロの世界は厳しいとか、実力主義であるとか、耳にはするがそのハッキリとした場面は案外少ない気もする。空気を乱す采配より、物事を荒立てない方がいいと考える監督もいるだろうし、「実績・経験」を評価することもできる。昨日は後半からホンダ選手を出したけど、一応フォローのつもりもあるかも知れない。そこばかりは本人たち以外に知らないところだろうけど、ある意味ギャンブルとも言える。結果が出たからいいものの、これで負けてたらクビが飛ぶ可能性は飛躍的に伸びていたはず。監督と選手の関係もそうだけど、選手と選手の関係が気になる。これで仲間割れして派閥ができるとか、コミュニケーションが取れなくなるとかだったらプロとは呼べないだろうしね。

諸行無常、当たり前のことではあるがなんとも残酷なことである。一番もシーンはあれかな、岡田武史がカズを後退させたときの「おれ?おれ?」のシーンだろうなあ。

真実は話せない

 宮間あや選手の対談ニュースがなかなか香ばしい。対談理由について「自分の主観になるから話せない」という態度は立派であり、流石だなあと思ったりするのと同時に、プロなんだから説明責任はあるんじゃないか?とも思う。僕は女子サッカーはからっきしだけど、39さんから宮間選手の昔の話を聞いたことがあって、ちょっと応援していただけにこういう話題は残念である。チーム側は円満を強調しているけど、それが逆に裏読みしたくなるんだよね。「人格否定」とかの単語がインパクトあるだけにマスコミはそこをほじくりたくなるんだろうけど、どっちも口が堅そうでこのまま風化するんだろう。このまま引退になるのだろうか・・。女子サッカーっていまだにメジャーになれない立場の中、こういう話題は嫌だろうなあ。