今しかいらない

 昨日の代表の試合をみながら、プロの世界の非常さを目にした。世界の名門のベンチに座っている選手より、どこのクラブかはわからないけど若くてスタメンで出ている選手の方が選ばれる世界なんだよね、本当は。プロの世界は厳しいとか、実力主義であるとか、耳にはするがそのハッキリとした場面は案外少ない気もする。空気を乱す采配より、物事を荒立てない方がいいと考える監督もいるだろうし、「実績・経験」を評価することもできる。昨日は後半からホンダ選手を出したけど、一応フォローのつもりもあるかも知れない。そこばかりは本人たち以外に知らないところだろうけど、ある意味ギャンブルとも言える。結果が出たからいいものの、これで負けてたらクビが飛ぶ可能性は飛躍的に伸びていたはず。監督と選手の関係もそうだけど、選手と選手の関係が気になる。これで仲間割れして派閥ができるとか、コミュニケーションが取れなくなるとかだったらプロとは呼べないだろうしね。

諸行無常、当たり前のことではあるがなんとも残酷なことである。一番もシーンはあれかな、岡田武史がカズを後退させたときの「おれ?おれ?」のシーンだろうなあ。

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