シーズン終了

 昨日で2015年シーズンは終了した。我がWEEDはいいのか悪いのか分からないけど、ある意味妥当な成績で戦いを終えた。でもまあ、シーズンの最初を思えば実りのある、安心感と共に満足感も得られる終わり方だった。最高ではないが最低ではない。でも、どこかで次への希望が抱けるシーズン、ではあったと今思える。
 毎年そうだけど、生まれるチームもあれば解散していくチームもある。チームという団体を維持していくのは難しい。時間、金、人間関係、歳。そして「情熱」。どれも一つ欠ければほころびが生まれ、その穴から大事なものから落ちていく。維持するためには常に向上心が必要であり、それには自己犠牲が伴う。シーズンを終えて思うのは、このチームを支えてくれたみんなへの感謝である。当たり前でもなければ、当然でもない。やっぱり特別なことをまたやれた一年だった。

メディカル・チェック

サッカー選手の移籍のニュースとかで、良くきく言葉に「メディカル・チェック」がある。想像するにその選手の体の状態をチェックして、大きな怪我などを持っていないか、高い移籍金に適う活躍をしてくれそうかどうか、をチェックするのだと思うのだが、詳細はきいたことがない。メディカル・チェックをしたところ、不備が見つかってダメだった、という話もきいたことがない。プロともなれば怪我のない選手はいなさそうだし、みんなそれぞれの痛みを抱えながらプレイしているんだろうけど、それで移籍がダメになった、という話はきいたことがない。このメディカルチェックはどれぐらいの重要度なのかな。

今日のニュースで、中日のドラフト一位の投手が左ヒジに遊離軟骨(関節ねずみ)を抱えている、というのがあった。高校卒でねずみかよ!とびっくりしたけど、もっとびっくりなのはその怪我に気づかずに入団したこと。契約金1億円+出来高5000万円の、高卒選手として球団史上最高条件で契約だったから、もうちょっと慎重になりそうなものなんだけどねえ。ただでさえ高校時代の投げすぎが問題になっているだけに、もうちょっとシビアな判断基準がありそうなものだけど、どうなのだろう。

過去は追いかけてくる

病院に花粉症の薬をもらいに行く。待合室に「ドカベン プロ野球編」があったので、ついつい読んでしまった。高校編は結構熱心に読んでいたのだが、プロ野球編になってからはさっぱりだったので、面白く新鮮であった。
明君高校のみんながドラフトにかかり、その中で山田が10球団競合の末、西部に決まる件の一話目。西部に決まる瞬間、妹のサチ子が
「やった!キヨハラさんと同じところだ!」
と喜び、山田に飛びつき喜ぶんだよね。そのコマを読んだとき、初めて今回の事件の影響の大きさを知ってしまった。展示されていたキヨハラのバットやトロフィーが下げられるなど、事件後の色んな箇所の対応を見て、意味があるのか?とちょっと不思議だったんだよね。過去の栄光を汚してもその記憶は消えることはない、と僕は思っていたけど、こういうところまでも影響があるのかあ、と気づいた。
ちょっと前にも、有名人は自分の名声についてどこまで責任があるのか?と書いたけど、今回もまさにまた考えさせられる展開になってしまった。確かこのプロ野球編って、水島先生がキヨハラとの対談で、「山田たちは今なしをしているんですか?」ってきかれて書き始めたんだよね。まさかこれは回収にならないよね。まとめ買いした方がいいか?これ。

1000% ‘TED’ Bearbrick

メディコムトイから、テッドのベアブリックが発売される。ベアブリックについては、もうすでに誰もが知っていると思うけど、何でもかんでもを熊型にするあの小さな人形のことである。どんなキャラでも、それこそ人間でも熊にしてしまうものだから、時々「?」と思うものもあるのが事実。それを含め楽しむのが正しい遊び方かな。
で、テッドのベアブリックってことは、テディベアの熊化ってことである。すでに熊である熊のぬいぐるみをベアブリックにするわけだから、二重に熊ともいうべき、ちょっと不思議なベアブリックになるんだよね。それがこれ。
medicom-toy-1000-ted-bearbrick-11000%のベアブリックだから、大きい奴でである。なんていうか、どこらへんがテッドなの?というのが正直な感想。熊ではあるんだけどね、間違いなく。笑
ted-2-bait-reebok-instapump-fury-happy-ted-1
こっちの方が気になるかな。テッドのPUMPFURYである。欲しい!

いつの間にか当たり前

 今年も予定通りに花粉症がやってきた。もう手慣れたもので、予兆を感じたら昨年の余った薬を服用し、その間に受診、処方箋をもらってきた。そして今年もシーズンの終わりごろに多めに薬をもらう。もう何年も続けている流れである。
 もう普通のことになってきているけど、花粉症って案外苦しい。体の症状もそうだけど、どうしようもなくイライラくる瞬間があるんだよね。特にシーズの始まりは目も鼻も喉も結構苦しい。あー、この感覚ついに来たかという不快感とともに微妙な気持ちの落ち込みがあったりする。でも一番怖いのは、もうこれが当たり前になっているということである。いつの間に受け入れちゃっている自分がいるんだよね。もう治らないし、対策さえちゃんとしていれば問題はないからいいんだけど、こんな嫌なものに慣れている自分は案外ほかの嫌なことをも受け入れちゃうのかも知れない、と思ってしまったのだ笑。でもこれは僕だけではなく、日本中がそうだよね。これだけの患者数がいるんだから
「国民病といわれる花粉症と戦う!」
的な医療があってもいいと思うんだけどなあ。そういう医者、いるのかな?実は。これはきっと何かの陰謀で、国民を花粉症にさせることで儲かっている奴がいるに違いない!きっと。

39の自己実現

 現在の自分を子供の頃の自分が見たらどう思うか、という質問ってあるけど、正直この歳の自分を想像できなかったよね。当時から見れば39歳は違う星の生き物ぐらいに関係のない生物に思えていたに違いない。今、この歳になって思うことは、「頭の中は変わらない」ということである。人の在り方は大分早い時期に固まるものかもしれない。
 というわけでまた一年を重ねた我が人生。何か変化がある訳ではないが、まあ来年も同じように「変化のない一年だった」って言えればいいかな、なんて思っています。本当は何もないってことはないだろうけどね。でも、日々起こる変化に対応しているうちに過ぎていく時間こそ宝ものなのかな、実は。来年は40かあ。信じがたい。

逃す

 フットサルの日本代表がワールドカップへの出場権を逃したようである。みんなの会話の端々から日本代表が何かしらの試合をしていることは把握していたけど、まさかこんな大事な戦いが行われていたなんて想像もしていないぐらいだったので、ショックはない。とはいえ、プロリーグもない(らしい)国に負けたとかで、僕が感じているよりはぜんぜん重いニュースのようだ。
 そのニュースを見たときに一番悲しかったのは出場権を逃したことではなく、古い写真を使われていたところである。「古いユニでやってるのか!頼むよー、ADIDAS」と一瞬思ったけど、あー、写真もないんだ・・と気づいた。フットサルはこれぐらいの関心度しか持たれてないのね・・、というのが事実である。そんなものだから、例え勝っていたとしても大した話題にならないわけで、勝っても負けても同じ、別にそんな大事件じゃなくない?と思うんだよね・・笑。って笑えないか、さすがに。

パッキャオもったいない

nike-cuts-ties-with-pacquiaoパッキャオが同性愛者に対して差別的な言動をしたとかで、NIKEの契約を切られたようだ。そう、パッキャオはNIKE契約だったんだよね。NIKEのシューズはもちろん、ウェアもいつもNIKEのものを着用していた。トレーニングではNIKEのシューズだったし、AIR JORDANやCR7みたいに自分だけのロゴもある。そんな格好いいわけじゃないけど(失礼)、自分のロゴを持っているのはスーパースターだけであることを考えると、その特別さが伺える。日本ではTシャツ一枚も見たことないけど、きっとフィリピンではバカ売れなんだろうなあ、と思っていたんだけどどうなのだろう。
 パッキャオは唯一無二のスーパースターでありながら、決して王道ではない道を歩いきた人物であり、(僕の主観かも知れないけど)王道ではないが頂点にいる、その在り方がNIKEと親和性がすごく高かったんだよね。何となく残念な話だ。とはいえ、パッキャオも引退が現実味を帯びてきているから、NIKEサイドからすれば想定外の話でもないのかも知れない。

怖い。

IMG_07181 少し前に先生とペットショップに行った。そのペットショップはちょっと変わっていて、ポニーやヤギがいたり、店の大きな犬が放し飼いにされてたりして、ちょっと面白い感じ。先生も楽しんでくれるかな、と期待していたがどの動物にもビビッてしまって不発アイディアに終わってしまった。放し飼いか、触れる状態の動物が近くにくると
「ごわ~い、ごわ~い」
とビビッてばかり。が、ケージに入っていたり硝子の向こうにいる動物には滅法強く、近くまで見に行ったり硝子に手を置いたりしていた笑。特にガラスの箱に入っていたサルには興味を示したようで、
「ジョージ!ジョージ!」
とガラスを叩いていた。自分に危険があるかどうかの判断がつくようだ。
 自分からみたいと意思表示をしたのは魚で、水槽の方向を指差しながら「アッチ、フィッシュ!フィッシュ!」と自ら歩いていった。そこには名前の知らない大きな魚が泳いでいて、夢中に水槽を見上げていた。
 というわけで、魚が好きならという事で、水族館に連れて行くことに。水族館が少し暗いことや、あまりにも人が多かったものだから最初はビビッていたけど、途中から人を掻き分けてガラスにへばり付いてた。特に興味を持ったのは大きい海カメとペンギンかな。興味の対象がいろいろと広がっている気がしていて、見ていて面白い。

マイ・インターン

 侮っていたけど、「マイ・インターン」もすごく良かった。アン・ハサウェイが経営する会社に見習い社員としてデ・ニーロがやってくるという、ジェネレーション・ギャップコメディである。いつアンが脱ぐのか、いつデ・ニーロが狂気の眼差しで全員を殺しだしていくのか、ドキドキして待っていたけどどちらも起こることなく、さわやかな後味のいい一本だった。
 男の目線として、デ・ニーロのたたずまいに目が行ってしまう。常にスーツにネクタイでキメ、バッグはヴィンテージもの、その中に入っている小物も味があって、それらを綺麗に並べている。ポケットにはもちろんハンカチが入っている。つまり、男なら誰もが憧れる「紳士」なんだよね。若いスタッフが多い中、デ・ニーロは持ち前の経験を活かして皆に慕われていく。そこには齢を重ねてきた男としての武器があり、魅力があるんだよね。
 この映画はではシニアとしての利点は描かれているが、悪い点が全く描かれていないのが引っかかる人もいるかもしれない。体も悪くないし、頭も固くない。ツイッターやフェイスブックだってその利点を受け入れ挑戦している。これはもう、スーパーマンだよね。誰もが一度が思う「頭はこのままで子供時代に戻れたらどうする?」的な存在なんだよね。そこはズルいが、自分もそうなれるんじゃないか?という希望を残すために信じておくことにする笑。
 僕が一番うらやましく思ったのは、すべて整理されている所である。家、鞄の中、デスク。というか、生活・人生自体が整理されているんだよね。そこには「奥さんを失くした」という「悲しさ」も含まれていて、それも一つの魅力につながっている。ここの所ハリウッドではずっと、「いつまでも若い」というのが流行りだったけど、これで少し変わるのかもしれない。