TED2

 「テッド2」の宣伝がやけに多い。面白い映画が評価されて人気が出るのはいい事だと思うんだけど、この「テッド」に関してはちょっと違うなあ、と思ったりする。あのかわいいクマさんが実は、下品でバカでお下劣なギャグを連発するとんでもない存在である、そのギャップこそが一番面白いところであり、そのため決して万人受けする映画ではないというところがよかったんだけどね。CMを見ていると感動作的な側面までもを宣伝しちゃっていて、「テッド2」は本当にそんな映画か?とちょっと不安になったりする。特にポスターの「またモフモフしようぜ」のコピーは完全にどうかしている様に思える・・・。これが逆に全く違うイメージで売って、劇場に来た人をビックリさせる作戦だったらいいと思うんだけどね。間違って入っちゃった子供が泣き出したりするような、ね。笑
 とはいえ、この映画はテッドがぬいぐるみである設定をいかして、実はちょっと深いテーマを提示したりもする。「1」ではテッドと主人公の関係を通して、友情や責任、成長はなぜ必要なのかを教えてくれるし、人をどこで判断すべきかのヒントもくれる。「2」ではテッドが子供を持つために人間であることを法廷で証明するストーリーらしいので、ぬいぐるみを通して人間が人間たる所以はどこにあるのか、を教えてくれるのかも知れない!。楽しみだ。

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