父と子

 昨日の夜、良くないなあと思いながらアマゾンプライムにあった「シェフ」という映画を見だしてしまった。いい所でやめて続きは次の日にしよう、と思ったんだけど、やっぱり最後まで見てしまった。もう何度も見ているけど、やっぱりいい映画なんだよね。
 ものを作る人たちの心の動きとか、多様性がもつ豊かさとか、アメリカを旅するロードムービー、色んな方面から見れる映画なんだけど、僕はついつい父と子ものとして観てしまう。心の通わなかった父と子が旅と料理を通じてコミュニケーションを深め、仕事に対しての向き合い方とか、男としての在り方とかを学んでいくんだよね。中でも主人公が子供に対しナイフを買い与えるシーンがあって、同じような体験をした僕にとってここが毎回泣ける。僕も自分の子にそういうことを教える時が来るんだろうけど、大丈夫だろうか・・。今から心配である。

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