伝心

書けば書くほど気づいていくものに、
「実は文章じゃ伝わらない」
というのがある。誰もが自分の日常を垂れ流したり呟いていたり、メールのやりとりをしているのに、意思の疎通を計りやすくなっているわけではない。おそらく現代ではどの時代よりも人々が文章を作成しているんだろうけど、何かを伝える技術が進歩しているわけではなさそうだ。雰囲気、文脈、空気、これらを含めることの出来ない文章はトラブルの元になることもある。文字だけでは足りないのだ。みんなが書き出せば書き出すほど、実はそれはあまり意味がない事がばれてしまって何だか複雑な気分である。。多分、インターネットの最大の発見はここでだったんだよね・・。変な話だ。