ハヤブサ死す

エザキエイジことハヤブサが亡くなった、のニュースが今日の夕方流れた。そういえば、プロレスが好きだった頃があったことを思い出した。ハヤブサはいわばジュニアの選手で、空中技が映えるレスラーでもあった。日本人離れ、いや、人間離れした運動神経を駆使し、リングをピョンピョン跳ね回る姿がとにかく格好良かったんだよね。それだけでなく、不思議な優雅さというか美しさがあった。それが2001年の試合中に足を滑らせ、脊椎損傷で引退。それだけでなく、以後の人生を車椅子で過ごすことを余儀なくされた。24時間テレビとかにも出ていた気がするなあ、去年だっけ?。
事故の瞬間の映像が今もyoutubeにあって、見ることが出来る。ロープに足をかけようとしてそれが滑り頭を打つんだけど、それが後の悲劇につながることを想像するのは難しい。あれだけ激しい技を受けても何度も立ち上がってきたレスラーであっただけに、たった一度のスリップが悲劇につながるなんて信じにくいんだよね。が、現実は厳しく、極限までに体を鍛え、どんな体勢からでも受け身をとれるプロレスラーであっても、怪我からは逃げられないと言うこと。その現実が1番厳しくまた怖くもある。