うちの先生が保育園デビューを果たして数日になるんだけど、決まってその夜に熱を出すことが相次いでいる。急激な環境の変化による物で良くある「あるある」らしいんだけどやはり心配である。結構高熱だから、初めてのときは救急になだれ込むところだったが、少しずつ熱が収まっていき翌朝には何事もなかったかのように元気になっていた。本人は熱があることを自覚していないみたいで至って元気なのが救いだが、毎日毎日が安定せずで何だか分からない忙しさである。あんな小さな体で熱が出るとやっぱり心配なんだよね・・。
 というわけ今日も保育園だったのだが、やはり少し熱が出た。慣れるまでの我慢かなあ。
 

ジャイアント・キリング

 休みの間に読めてなかった部分をまとめ読みしたんだけど、この漫画いよいよとんでもない領域に入っているんじゃないか?と思えてならない。特に、以前にも紹介した30巻はサッカー漫画の歴史に残るであろう一冊になっていると思う。相変わらずの切れ味抜群で心にドンと来るパンチラインが多いのが一つの魅力だけど、何度か読み返すと技術的にも実はすごく良く出来ていることも分かってくる。若い監督の登場、弱小クラブのリアリティ、その中での戦いかた、そして成長。なんでサッカー文化が素晴らしく、なんでそこに勝つことが求められ、そしてどこに「必死でプレイする意味があるのか」。それを言葉で説明、納得させてくれるんだよね。簡単そうだけど、実は難しい部分である。特にこの漫画の舞台はプロのサッカーリーグなので、良くある根性とか友情とか青春とかを使えない。その中で、何で勝たないといけないのか、なんで必死でやる意味があるのかを理論的に説明してくれるのである。
 30巻を機にこれまでのストーリーが一度まとめられ、新しい方向へと舵を切っている。読んだ感じでは、ETUの逆襲がはじまりそうだな感じになっているので楽しみだ。