情報過多

 僕が住んでいる地域の連絡網で、「胸をさされる傷害事件が発生。犯人はまだ逃走中なので気をつけるように」という内容の連絡が回った。空き巣に入るはずが家主がいた為犯行に及んだという話で、なんとも物騒なニュースだとびびった。と同時に、細部が曖昧すぎて鵜呑みに出来ないな、という猜疑心も覚えた。たしかに最近は空き巣の話はよく聞いていて、実際に自宅の目と鼻の先の一軒家で鑑識が行われているのも目撃している。空き巣のはずが家の人がいた→殺した、という事件は実際にありそうだし、信憑性はありそうだ。気になって、帰りは犯行が起きたとされる地域から帰ってみたが、特に異常はなさそうだった。ネットで検索しても何もでないし、ツイッターでやっとその話題を発見することが出来たけど、「その事件は全くのガセ」という情報まであった。こういう時って、何を信じればいいのだろうか・・。僕らはたくさんある情報の中から取捨選択をしないといけない時代を生きているけど、良く考えたら「どれも本当とは限らない」こともありえるわけで、本当に困る連絡であった。無駄に怖がるのも嫌だし、かと言って無防備に過ごすわけにもいかない・・。真偽が気になる。