GIZAコットン

20140711-041 愛用しているシャツ。何が気に入っているのかというと、それはそのさわり心地。GIZAコットンを使用しているんだよね。GIZAコットンとはエジプト綿のことで、世界中で愛されている綿の一種である。繊維が長いから毛羽立ちが少なく、肌触りが良く、光沢があり、保湿性も高いことからシャツにはもってこいなのである。収穫には手間がかかることもあり希少性があり、その分高い。まあ、僕にその素晴らしさを体感出来るぐらいに繊細さがあるかというと微妙な所ではあるが、要はちょっとした贅沢品なのである。
そのシャツにはこのGIZAコットンのタグが誇らしげに貼り付けられている。僕は今までそれをギザコットンと読んでいたのだが、正しくは「ガザ」と読むそうなのである。傷などに当てるガーゼもこの「ガザ」から来ているという説もあり、とにかく昔から綿花が有名らしいのだ。で、このガザはあのガザ地区、ハマースの拠点となっているパレスチナのガザなんだよね…。
自分の生活にイスラエルとパレスチナの歴史は関係なく、永遠にどこか遠い国の他人事であり続けるだろうと思っていたけど、ここにきて何だか世の中の狭さを実感してしまった。販売や仕立ては別の人だったとしても、綿花を育て収穫したのは地元の誰かで、それがたくさんの人たちの手を通って僕のところまで来ているんだよね・・。他人事がそう遠くないって事もありえるのかあ・・。

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