ディマリア

 世の中はネイマールとメッシ一色だけど、昨日の試合で一番印象に残ったのはディ・マリアである。とにかく良く走る。ああいう天才肌のドリブらーってがむしゃらに走るイメージがないけど、ディ・マリアは最後まで足が止まらなかったし、最後の最後にあのコースにあの力で蹴れるんだからとんでもない体力である。ボールを持ちたがる所とかも良いんだけど、ボールの持ち方なのか運ぶタイミングなのか、リズムなのか、なんか独特な足の運びがカッコいいんだよね。見ているこっちもタイミングを外されるような、そんな感覚である。メッシやロナウドや、色んな選手がドリブルで人を抜くときは見ていてすごいなと思うけど、ディ・マリアの場合は
「そっち?」「そのタイミング?」
という感想になってしまう。理屈じゃなく感覚で動いているような、やわらかさを感じるんだよね。
 そう思うレアルってすごいよ。CR7がいて、ベイルがいて、ディ・マリアがいてって、本当にウイイレの世界だ。

チリのCM

そういえば、ちょっと話題になったチリのCM。かなり熱くて、関係ないこっちまでなぜか気合が入ってくるよね。練習場に勝手に土を撒いていいのか?という疑問は残るけど(笑)

あれ、一個だけ残念なことがあって、訳がいいところを飛ばしちゃってるんだよね。多くの番組では「不可能なんかない」というところは「チリ人に不可能なんかない」なんだよね、本当は。それと、
「死のグループがなんだ、死なんか怖くない」
「なぜなら、以前に死に勝ったことがあるからだ!」
と叫んでいるのだ。紹介されるときになぜか、「死に勝ったことがある」
というところが綺麗に飛ばされているのだ。一番のパンチラインなだけにちょっと残念である。勇ましすぎる言葉ではあるけど、あの人たちが言うと説得力がある。あのCMって良く考えるとかなりナショナリズムを前面に押し出しているし、あざとい部分もあるけど不思議と嫌いになれないね。

PS 夏までにまたTシャツを作成しようと思っています。デザインはまだ未定ですが、タイポグラフィーな感じで行こう思います。