やっと

やっとの勝利。逆転された時はどうなるかと思いましたが、最後まで気を緩めることなく戦えました。試合前には色々と言わせていただきました、ハーフタイムにも厳しい声が上がりました。今日は色んな、名前のない何かが沢山溢れ出しましたね。でも、全て意味があったことでしょう。今後はそれらをまとめ、方向付けをして、より大きくして行きましょう。

降格

 なんだかんだでガンバは大丈夫じゃないかと思っていたんだけど、こういう事もあるんだね。ここ三年、ずっと優勝争いをしていたチームが降格なんて。よっぽどの変化があったのだろうか。チームというのは小さなきっかけで変わる事は良くある。良くなる時にそういう話って聞くけど逆はあまりない。それは実力が裏打ちされたプロの世界でのことだからね。例え監督が変わっても、仲間割れが起こってもプロとしての自覚や実力があれば、成績はそう変わることはない、はずだ。そういうこともあって、なんだかんだでガンバは残るんだろうなあと思っていたけど、論理どおりに進まない世界らしい。
 でもプロとは言っても結局は人と人の集団なんだね。きっとそこには色々な都合やパワーバランスや人間関係があるに違いない。表には出ない、当事者にしかわからない色んな事があったのだろう。ある意味ではいいニュースだとも思う。プロという最高峰の舞台でも、ものをいうのは人間的な何かである、とも言えるからね。勝負は実力どおりにはいかない。人には想いがあり、精神があり、連帯感があり、それらを時の運が包んでいるのだ。だからこそ面白い。

練習

 本日も練習。後半の1時間はフロリの皆に相手をしてもらいの練習試合。定期的に行われているこの練習試合は両チームにとって有益な時間になっていると思う。(ウチが練習試合としてどうだかは別として)。繰り返すことでお互いの距離感も変わるし、距離が変わることで色んな化学反応が起きることを期待したい。チームという輪はあれど、それを超えての交流は色んな結果をもたらすことは経験を通し学んできた。仲間が増えることは喜びが増えるってことだからね。大事にしたいと思う。

連敗

 また負けてしまいました。首位のチームを相手に、できる事を確認してピッチに入るものの、自分達の体制を作る前に失点。そのままズルズルと差をあけられ、最後まで対応出来ずに終了…。
 最近、何かが足りませんね。前はあったのに今はなくなった何か、です。残された一試合、今後を占う一戦だと思って向き合いましょう。

目標達成出来ず

本日敗戦を喫し、後期は下位リーグで戦うことになりました。目標を達成出来ずに残念ですが、切り替えていくしかないでしょう。チーム的にも、個人的にも問題は山積みですが、今更精一杯やる以外にできることはない。

ポルトガル戦

ブラジル戦とはまた違う面白さがあったポルトガル戦。リカルジーニョの存在がこの対戦を面白くした事は言うまでもない。プレイ以外にも、多くの同僚の対戦であった事、噂される監督との確執、KAZUとの1対1。フットサルを知っているひとにとっては、色んな意味を含んだ試合であった。世界レベルの選手とプレイすることで、恐怖心や苦手意識をなくしたりするこの過程はJリーグが歩んできた道程と同じなのかな。
 それにしても、フットサルの楽しさを伝えるのにもってこいの試合だった。相手チームにはスター。開始早々に得点され、実力の差を見せられ、さらに突き放されるが、日本はあきらめない。その努力が実り、最後には同点に追いつくというドラマ。しかもパワープレイが成功。モリオカ選手のあのシュートが決まっていたら出来すぎである。このままリビアにかってもう一盛り上がりが欲しいところだ。

リカルジーニョがあのシューズを履いているのはすぐに目についたけど、11番のジョアン・マトス選手の蛍光イエローのシューズがずっと気になりっぱなしだった。映像を静止させたり、検索して見たりしたけど最後までわからず。どのブランドのどのモデルなのか、非常に気になる…。情報求む。

怪我

ここに来て大きな怪我を克服しつつあったチームメイトにまた不幸が。今度は違うところを怪我してしまったのだ。詳細は知らないが、前の怪我との関連があるのだろう。体というのは正直なもので、どこかをかばう事でどこかに負担は生まれる。そこからは逃げられない。
 怪我と向き合うのは勇気がいる。よっぽど酷い接触プレイでないかぎり、責任は自分にある。その動きを回避することは出来なかったか、怪我をしない予防はしていたか、自分の体のコントロールが出来ているか、自分の体の強度を理解しているか。悔やまれる点はいくつでもあるだろう。怪我というのはこれまた強敵で、患部以外にも心にも効いて来る。場合によってはこっちのほうが酷かったりする。誰かに助けてもらう事はできないし、理解もしてもらえない。優しい言葉をかけられるのはそれはそれで苦しい。
 凄く前にも書いたけど、ある時点からは僕らは怪我をも共有しているんだよね。WEEDなんて選手の誰がいなくなっても戦力的には大差ないんだけど(笑)、不必要な奴なんて誰一人もいない。そして経験から言えるけど、全員揃って蹴れる時間は案外少ないんだよね。チームも選手生命だって永遠に続くものではない。さらに俺らは平均年齢が高い(笑)。そんな貴重な時間を怪我のために無駄にするのはとても勿体無い。我慢、鍛錬。体と同じように心も育てねば。競技に耐えられる体、気持ちと思考を混同させない心。これなら幾らでも協力できるぜ。

ブラジル戦

昨日の練習後、すべての情報を遮断し観戦に挑んだブラジル戦。直前のスポルトでKAZUのシザーズのシーンが映り、CMの後は!みたいな映像が流れたので慌ててチャンネルを変えた。見る間えに結果を知ってしまっては見る気分が失せるのは必死。勝ち試合であってもだ。
 いよいよ試合開始。予想通り、代表はピンチの連続を幾度と向かえ、ブラジルのシュートはあとちょっとのところで外れてばかり。いよいよやられた!と思ったらポストに救われる。フットサルをあまり見ない人は
「こんなにポストに当たるんだ、フットサルって」
と思ったに違いない笑。が、逆にポストにこれだけ当たるってことは逆に何かあるんじゃないか?と良く分からない所に希望を感じる人もいたに違いない。ジャイアント・キリングにはもってこいの展開じゃないか?と思ったけど、奇跡は起きず・・・。いいのか悪いのか分からない結果ではあったが、決定的な違いが両チームの間にあったことは確実。うまさとはシンプルさであり、正確さであり、意外性なんだなー、と感じた次第である。