理屈抜きに

ブルガリアと言えばストイチコフ。世代が分かりますねえ。

代表戦で川島が決められたシュート、すごかったね。あの空気の上を「滑る」感じは実に面白い。進んでいる方向も速度もイマイチ把握できない弾道、憧れる。いつかそんなシュートが蹴れるようになりたいものだ。

全てのスポーツに言えることだけど、経験や知識が増えていくと失っていくものってあるよね。ちょっと上手くなると余計でムダだと思われることをしなくなったり、自分に対し現実的な枠をもうけてしまってやる前から限界を決めちゃったりする。もちろん、僕は今からロナウジーニョにはなれないかもしれないけど、ロナウジーニョに対して素直な憧れを持ち続けることが出来れば、今よりは近くまで行けるはずだ。全ての始まりにはこういった初期衝動があって、上手くなったり、長く続けたりするための燃料なんだけど、保ち続けるのはそう簡単なことじゃない。ここが長く続ける人とそうでない人の別れ目だったりするのかな。こういう理屈じゃない部分こそ大事なのかもね。

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