ロイヤルベイビー

ロイヤルベイビーに対してのこの世の中の関心度の高さはどこから来るのか、なんて思ったりする。僕らには関係のない、遠いヨーロッパでの出来事なのに、まるで自国のことかの様に皆喜んでいる。子供の誕生はたしかに喜ばしいことだし、ダイアナ姫にも流れていた血が受け継がれた事を思えば特別な存在であるとは思うんだけど、なにやら騒ぎすぎな気もしないでもない。

思うんだけど、王様とか女王様とか、そういう「おとぎ話」っぽい所がいいのかも知れない。つまり、「ディズニー的な」王様に対する憧れみたいなものなんじゃないかと。僕はロイヤルファミリーが持つ伝統、気品、歴史に皆敬意を払い、憧れの眼差しを向けていると思っていたけど、もっとファンタジーっぽい、物語っぽいものなのかも、とい気がする。歴史の中に感じるロマンチシズム、みたいな。良くアメリカの青春映画とかで、プロムの最後に一番イケている男子と女子を選んで、ベストカップルを作る行事が描かれるけど、あれも王冠を被せるんだよね。ロイヤルベビーで一番騒いでいるのはアメリカらしいし、イギリスから逃げてきた奴らが作った国なのに、「ロイヤル」にあこがれがあるのだな、きっと。

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