何を聴くか

スポーツ選手が試合前に音楽を聞いて気持ちをリラックスさせたり、集中を高めたりするって良く聞くし、テレビでも見るよね。サッカー選手がバスから降りるときに大きなヘッドホンを付けていたり、オリンピックの短距離選手が近づくなオーラを出しながらトラックをウロウロしている。試合前に音楽を聞く習慣がないから、どれほどの効果があるのか分からないけど、あれって本当に効くのだろうか。なんて思っていたんだけど、僕も走りながら音楽を聴くことにしている。走っていて分かるんだけど、本当に効果テキメンなんだよね。テンポの遅い曲だとペースが落ちたり、ピッチの早い曲だと足を運ぶ速度が上がっていく。精神的な状態がものをいう世界だから、気分がアガる曲だと気持ちのいいスピードを保つことができるのだ。

そうなると、どの曲がどのタイミングでかかるかが問題である。走りながら携帯電話を操作するわけには行かないから、「ランダム」に設定しているんだけど、これが面白いんだよね。ここぞ!ってタイミングでいい曲がかかるとテンションがあがり、気持ちよく走れるのだ。逆にスローな曲がかかったりすると、曲を早送りしようとして集中が乱れたり、足が止まったりする。

前にも書いたけど、ランニングにおける一番の敵は「飽き」である。そういう意味で、一つの曲を聴きながら「次は何がかかるんだろ」という期待がいい状態を保たせてくれるのだ。今まで走っていて一番良かったのは「Led ZeppelinのImmigrant Song」かな。夜に叫んじゃったぜ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。