数の暴力

20131023-195139.jpg 最近、夕方になるとこの鳥がとんでもない数で街の上を飛んでいる。黒い雲みたいな塊が右に左にと、いきなり方向を変えながら飛んでいる。みかける時間は決まって太陽が落ち始める頃で、鳴き声がかなり大きくすぐに気が付く。泣き声とかフンとか、そのうち問題になりそうな気もする。

面白いのは、この鳥たちのまとまり具合である。どれも同じ方向に飛ぶし、一番前のやつが方向を変えたら付いていくし、このように電線にとまる時も皆同じ方向にくちばしを向けている。すばらしいチームワークだ。

まあ、見ていて面白いのは最初のほうだけで、おそらく迷惑な存在、公害である。カラスと同じで殺してはいけないだろうし、駆除も難しそうだ。困っている自治体も多いしね・・。

それにしても、同じ生き物が同じ場所にたくさんいるのって、一つの恐怖形である。これがホラー映画だったら、この写真をとった瞬間に全羽がキッ!と僕を睨み、襲うんだろうけど、そうならなくて良かった。

 

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