ゼロからの検索

学校の先生がガキどもにダンスを教えるgoogleのCM。すごくいいCMで、ガキどもが見せる表情とかも好きだけど、ロングバージョンで見ると
「先輩 お礼」
までを検索している設定になっていて、「それぐらいは自分で考えろよ!」と毎回つっこんでいる。
分からない事をインターネットで検索するのが当たり前になったのはいるからだろう。僕の世代は、インターネットがない時代をも知っているので、その有り難みと依存度の高さを体感出来るけど、下の世代はきっとそうではないだろう。本で調べるのがインターネットに変わっただけ、と思う人もいるだろうけどそう単純なものでもない。CMの先生は最初こそネットで調べて行動に繋げているが、その後は自分の努力と工夫でダンスの楽しさを見いだしているから、別物と考えるべきなのかも知れないけどね。

sisiyu_2実は昨日、このフルーツをもらったんだけど、名前が分からないままもらってしまった。名前も分からないから、どうやって食べるのかもわからない。で、早速検索しようと思ったんだけど、名前も何もわからないから
「どのワードで検索すればいいのか」
も分からなかったんだよね。検索はできるけど、「どう検索すればいいのか分からない」という不思議な気持ちを味わい、それがとても新鮮だった。

香りが柑橘系だったから、「柑橘系 デコボコ」で画像検索したら、このフルーツの写真がそのまま出てきた。それをたどって見たら「このフルーツの名前を教えてください」という、同じ悩みを抱えた人だった。笑。検索以外にも使い方があるのね。

なんだかんだでこのフルーツの名前までたどり着き、食べ方まで分かってしまった。分かってからはいっきに興味がなくなってしまった・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。