無法国家

 イクスピアリでしかやっていない映画を見るためにレイトショーに出向く。夜だし平日だし、空いているだろうと勝手に思い込んでいた。映画自体は案の定空いていたけど、食べ物屋さんがどこもかしこも長蛇の列。あれ?ここ、この前オープンしたイオン?と一瞬思うぐらいであった。映画館に入るまで時間もそんなになく、まあそもそも並ぶのも嫌だけど、仕方なくパン屋に入る。しかし、残されていたのはチョココロネとあんパンとチェリーが載った甘い種類のパンのみ。もちろん、一個ずつ食べてやりました。平日の夜でもあんなに賑わうなんて、恐るべしネズミ帝国包囲網。
 で、問題はそれじゃなく、とても多くの人が被り物をしていたんだよね、ディズニーの。近くにネズミーランドがある事は理解しているし何となく別世界、非日常な気分に浸りたいことはわかるんだけど、だからといって
「何もかも許されてるわけじゃないぞ!」
と思ってしまった。可愛い子が大きなリボンをつけたり、それっぽい帽子をかぶるのはいいんだけど、
「あなたはちょっと・・・」
という人までもが必要以上にはしゃいでいた。その姿を動画で撮っておいて、後からDVDに焼いて自分の姿を見せてやりたい、という衝動に駆られたけど良く考えたらこっちの方が数的不利。数の暴力は怖いから止めておいた。ディズニーには博愛の精神が備わっていると思っていたけど、被り物は結構人を選ぶな。

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