let’s get on board

 明日のいいとものゲストがあのオザケンである。悲しい事にオザケンと言ってもわかる世代は限られているんだろうけど、テレビ出演は16年ぶりだから、大きなニュースではあるはず。
 おそらく、僕の少し上の世代がフリッパーズ・ギターやオザケン直撃世代である。僕がオザケンを認識したのは「ある光」という曲を発表した時。この曲はアルバムに収録されず、アルバム未収録曲だけを集めた「刹那」にも収録されることもなかったから、今では当時のシングルでしか聴けない、なんていうか、勿体ない曲である。でありながらも、確実に色んな人に愛されている曲でもあって、案外「好き」という人が多いんじゃないか。
 この曲の何が好きかって、それは歌詞で、曲の途中で語りの形で

「強烈な音楽がかかり 生命の意味を知るような時
誘惑は香水のように 摩天楼の雪を融かす力の様に強く
僕の心は震え  熱情がはねっかえる
神様はいると思った 僕のアーバン・ブルースへの貢献」

 最初に聴いた時は歌詞の意味は分からないし、なんだか分からないけど心を持って行かれるような、そんな気分になって、なんとか意味をくみ取ろうと繰り返し繰り返し聴いたものである。
「連れてって 街に棲む音 メロディー」
という歌詞そのままで、聴いている内に本当に連れて行かれちゃうんだよね、何かを笑。しかもこの曲、8分もあってその中でこのフレーズを何度も繰り返すものだから、不思議な空気感が漂うんだよね・・。タモリとオザケンの関係も知っている人は知っているけど、ちょっと不思議なものだし、明日は録画だな。

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