lightning could strike

 すごく久しぶりにブラピ主演の映画「ジョー・ブラックをよろしく」を観る。98年の映画なので、ブラピもアンソニー・ホプキンスも若い。特にブラピは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤ」の頃にまとっていたような美しさを全身に漲らせていて、女性でなくてもドキッとしてしまう。この映画では常に画面が綺麗で、出演者が着ている服や部屋の内装にも異常なほどに気を使っている。壁にかけられている絵画、会議室の椅子、家の天井や壁。どれも全て綺麗なんだよね。途中で病院のシーンがあるんだけど、普通の病院なのにそれまでの場面が綺麗過ぎるがためになんだか汚く見えちゃうぐらいである。そういうこともあって、また当時のブラピのアイドル的な人気もあり、軽く見られがちな映画でもある。
 でも実はこの映画、言葉のパンチラインにあふれているんだよね。印象的なフレーズがあるだけでなく、言葉で伏線を貼ったり、言葉でそのキャラの性格を表現してくれている。中でもブラピとヒロイン役のクレア・フォーラーニのやりとりが詩的でもあり、大好きなのである笑。こういう映画ってありそうでなさそうなんだよね・・。興味ある人は必見です。
 

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