Sk8er Boi


 浜野で走るときに、テンションをあげるためにいつも音楽を聴きながら走っている。毎回同じ音を聞くと飽きるのでランダム機能を使っているのだが、今日はアヴリル・ラヴィーンの「Sk8er Boi 」がかかった。今までちゃんと聞いたことがなかったし、彼女のポップ路線の底抜けに明るい軽い感じの曲かなあ、というイメージでいたんだけど、歌詞を聴いていたらついついウルっと来てしまった。元々は

彼はパンクで、彼女はバレエをやっていて
これ以上何を言えばいい?

というパンチラインが好きで、この二行でたくさんのことを説明していて天才的な歌詞だと思ってはいたけど、ちゃんと聴いたことがなかったんだよね。走っていると気持ちのいい脳内麻薬が出ているからかなあ、なんかストーリーが頭の中で映像化されて、ついついウルっと来ちゃったんだよね。スクールカーストの階級の差の中でのかなわぬ恋、テレビの中で見る昔好きだった人、そして彼の価値を見出してた歌っている本人。面白いのはどれも女性目線なんだよね、ウルっと来ちゃっている俺も。
 ちゃんと聴くと歌詞が本当に上手い。最初はheとsheで過去を歌い、途中からiとyouで現在を歌っていて、彼女が彼を勝ち取ったことを歌っている。年をとると涙もろくなるというけど、本当かもしれない。

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