狂気はそばにある

 普段の生活のなかで、ときどき信じられない風景を見ることがたまにあるよね。マジな話だけど、今日、道路の真ん中で包丁を振り回しているおばさんを見かけてしまった。二車線道路の真ん中を歩きながら、虚ろな目で包丁を振り回す40代ジャージ姿のおばさん、怖かったです..。
 @20の店からちょっと離れたところ、二車線道路の右側を走っていたら、逆の二車線道路の流れがちょっとおかしい。皆、何かを大きく避けながら走っている。よく見ると、その車線と車線の間に立っている人がいて、片手を振っているのである。最初はタクシーを止めているのかなあ、道路のど真ん中で?と思ったけど、近づくにつれそれはジャージを着ている女性であり、40代ぐらいであり、そして右手にもっているのは包丁であることが見てとれた。距離があったので僕は避ける必要はなかったが、その女性の視線の泳いでいる様子を見たらどうにも怖くなって、バックミラーを注視しながら運転を続けた。あのままの状態が長く続くはずがなく、ことの顛末が気になるが今のところニュースにはなっていないようだ。

 非日常な状態が怖いのは当たり前だけど、日常の中に時折現れるこういうほころびとでも言うのかな、あるはずのないものが普通にそこにある瞬間?って怖いよね。人や社会の狂ったような部分をのぞき見しちゃうような。映画やドラマ、ニュースとかで見ると誰かが誰かを殺したとか誘拐したとか埋めたとか、遠いどこかでの出来事に思えるけどそんな事はなく、そのほころびは常にそこにあるんだよね・・。道路の真ん中に、角を曲がったところに、それこそドンキ付近にね笑。

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