ダイバーシティ

 アマゾンプライムで「ウォーキングデッド」のシーズン7を見ていて気付いたんだけど、登場人物の人種の多様性が目立つ構成になっているよね。アングロサクソン白人も黒人もラテン系も、東洋系もいる。新しいキャラが出てきたり、死んだりするから入れ替わりはあるんだけど、割と常に人種が混ざっている構成になっている。「ワイルドスピード」シリーズも同じように、かなり人種に多様性を持たせている。ただの走り屋の話だった頃から、国際的な問題解決軍団になっていく後半までも常に色んな人種の登場人物を描いている。もしかして両シリーズとも人気があるのはこれが関係あるのかなあ、なんて思ったり、でもアメリカはこれが普通なんだろうな、とふと思ったりしていた。その時思い出したのが、トランプの「アメリカファースト」って決めセリフである。あの「アメリカ」にはマイノリティの人たちは含まれているのだろうか。トランプの言葉を聞いて、アメリカに住むマイノリティはどう感じるのだろう。あの言葉には自分たちは含まれていない、そもそも入れてほしくない、と思っている人が多いのかな。片方では多様性が求められ、それに引き付けられる人がいる一方で、差別まではいかないけど限りなく排他的な側面もあって、どっちがメインストリームなにかが非常に気になる。

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