コヴェナント

「エイリアン コヴェナント」を鑑賞。前作である「プロメテウス」と同じで、僕はすごく好きだけど人には勧められない、そんな一本であった。今回は「人類の起源を探る」部分がメインで、エイリアンとの戦いはおまけ程度で付いているという感じ。正直エイリアンとのあれこれは今まで何度も見てきたこともありこのパターンの方が嬉しいのだが、エイリアンファンからしてはこういう見せ場が必要らしい。「エイリアン」という単語がタイトルについてるとついてないでは客の入りが全く違うんだよね。そして、冠を掲げたからにはちゃんとエイリアンの活躍場面を提供しないといけないわけで、そこら辺もちゃんと抑えてある。

今回は創造主と作られた方の関係がメイン。作られた方から見ればは創造主の存在はわかるんだけど、じゃあ創造主を作ったのは誰なんだ?という問いが生まれる。監督のリドリー・スコットってもう70過ぎてるんだけど、エイリアンシリーズやブレードランナーではこの「創造主との関係」が常にテーマとして流れている。やっぱりそれだけの長生きともなればそういう根源的な疑問にぶち当たるのだろうかあ・・。すでに続編が決まっているけど、もうここまで来たら監督の年齢との戦いになりそう。とりあえず決着がつくところまでは頑張ってほしい・・。

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