ぬいぐるみ

昨日テレビでやっていたんだけど、江口ともみというアナウンサーの人が好きなぬいぐるみ「もぐたろう」を無くした、というニュース?があった。
http://fukusuke.xyz/egutitomomi-mogutarou/
ぬいぐるみとは言っても本人たちには子供同然の存在らしい。番組では「もぐたろう大捜索!」ということで、無くしたものが「ぬいぐるみである」事を言い具合にイジリつつ進めていたんだけど、本人は至って本気で、本当に泣いていた。未だに見つかっていないらしいけど、「もぐたろうを救え」の輪が広がっているみたいで、SNSで拡散しているとか。本気で悲しんでいる人をここまでイジルなんて見ようによっては残酷な番組だなあ、これと思いながらも「ここまで本気でぬいぐるみを愛せるのか?」と思うのと共に「なんとなく分からないでもないか」とも思ったりした。
ネットを見ていたら、お二人に子供がいないことからそこに曲がった、屈折した愛情のようなものを感じるなんて言う人もいたけどそんなことはないと思う。子供のいない夫婦がペットを飼っていたら、子供の代わりだ、と思うのと同じような安直すぎる発想だと思うんだよね。ぬいぐるみの何かを僕も理解しているわけではないけど、先生を通して僕も子供時代以来にぬいぐるみとの再会を果たしたことで、ぬいぐるみっていいなあと思ったんだよね。寝て抱いたり、名前を付けたりはしないけど眺めているだけでちょっと良かったりするんだよね。

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