all or nothing manchester city

 ここで紹介した、プロチームに1シーズン丸ごと密着取材をするアマゾンのオリジナルシリーズ「オールオアナッシング」の新作がなんと、マンチェスターシティーなのである。もう一気見してしまったんだけど、これが最高に面白い。監督がグアルディオラであることですでにポイントが高い。選手たちとの接し方とか、ミーティングのやり方とか、指導の仕方とかが見れるだけでも面白いんだけど、選手たちの素顔が見れるのもいいんだよね。デ・ブライネとかアグエロとか、普段どんな奴なんだろう?と思っていた選手が実はイメージと全く違う性格だったり、強面のオタメンディが弄られ役だったりと、予想できない発見も多い。特にアグエロのパートがいいんだよね。

アグエロはシティではヒーローの一人で、シティーが強くなる前から在籍している選手。それだけでなく、40数年ぶりの優勝を決めた試合のロスタイムで決勝点を決めていて、ファンから尊敬を集める選手の一人である。アグエロはすごい豪邸に住んでいるんだけど、アルゼンチンに家族を残しているいわば単身赴任。普段は同じアルゼンチン人のオタメンディとつるむか他の選手と一緒にいるか、一人で広い家にいる。広いだけにちょっとした孤独感が漂うのである。子供は一カ月に一週間ぐらいマンチェスターに滞在する。その子供の前で4点取って子供に試合のボールを上げようとしたところ、「パパ、お願いだからバーディのシャツもらってきて」と言われる所なんて、もう泣けてくるんだよね。笑。

見ていて楽しいのは選手たちの中の良さ、と関係性。そいつらの事が好きになってくるんだね。なんだかシティのファンになってしまいそう。とりあえずデブライネのシャツが欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。