成長

IMG_0371 IMG_0815 IMG_1534  細胞分裂は恐ろしいもので、わが子も2ヶ月を向かえスクスクと育っている。小さい心配は付きないが、幸いながら大きな問題もなく確実に大きくなっている。上の写真から時系列で並べているんだけど、テッド比でも確実に大きくなっている。体だけでなく、泣き声や体の動作も日々存在感が大きくなってきていて、今からハイハイや自分で動けるようになったらどうしょうと心配である。  
お風呂に入れるときにいつもする顔があって、フーと息を吐き出す顔なんだけど、それが可愛くてお風呂に入れる度にその顔を出せるように試行錯誤している。温泉に浸かったおっさんが気持ちよさそうにフーとする表情と同じんだけど、それが和むんだよね。が、最近ぴたりとしてくれなくなった。お風呂に入れるたびにその顔をしてくれるようにこっちもがんばるんだけど(笑)、やっぱり駄目。おそらく成長しちゃって、もうその顔をしないんだよね・・。成長とは色んなことを失っていくことでもあることを初めて知ってしまった。

買っちゃった

今まで全く意識していかった子供市場はとんでもなく大きい上、どこまでも追いかけてくる容赦のなさも持ち合わせている。どこかでうっかり住所やメールアドレスを登録してしまったら最後、かなりしつこくアピールをしてくる。そういう空気を割りと早めに感じていた僕はその業界に足元をすくわれないようにと気を付けていたのだが、ついにこれを買ってしまった。
5022806_35_D_500REEBOKのポンプ・フューリーKIDSバージョンである。まだ履けるのは全然先だけど、なんだか欲しくて買ってしまった笑。
これは完全に親のエゴだし、子供が気に入らなかったら一発でアウトである。明らかに親をターゲットとした商品。きっと同じ時代を過ごした、同世代の奴が企画しているに違いない・・。まんまと引っかかったなあ。

頂き物

20140630-230252-82972197.jpg昨日の練習後、dskより出産祝いを頂きました。MARKS&WEBのオーガニックコットンタオルである。さすがのさわり心地、自分用にしようと企んだものの、やはり赤ちゃん用にしました笑。体を拭くのにも使えるし、寝かせるときに体にかけてもいいし、重宝させていただきます。ありがとう!本当、タオルっていくらあっても困らないぐらいに使うんだよね。
そんなこんなで、そして早いものでもう一ヶ月が経過。サイズも泣き声も存在感も日に日に増していてる。特に夜中の泣き声には鬼気迫るものがあり、小さな体のどこからそんな声量が出るんだとビックリである…。

育児

IMG_0535 スーザンおじいから刺繍要りのまくらとタオルを頂きました。なにやらお揃いとの事で、お揃い好きの僕としては二重に嬉しい。さわり心地がいいので、自分の分が欲しいぐらいである。ありがとうございます。仲間からあれもこれも頂き、本当に助かっている。気持ちだけでも嬉しいけど、物理的に本当に助かる。僕らがそうであるように、成長したら自分ひとりで大きくなったつもりになるんだろうけど、色んな人たちの助けがあったことを教える責任が出来たな。

というわけで、最近は何かもが赤ちゃんを中心に回っている。今日はついに抱っこしながらご飯を食べた笑。フットサルから帰ってきてご飯を食べようとしていたら、いきなり泣き出した笑。抱っこすると泣き止むんだよね・・。最後にはミルクをあげながら、自分はチューペットを吸うというシュールな画を演出してしまった笑。

練習

いやー、暑かったですね〜、今日。まだこの時期にこれだけ暑かったら真夏時はどうなるのだろうか…。持っていったウェアを広げてみたら、見事に長袖ばかり。いつものことだけど、そろそろ半そでも用意しないといけないかな・・。来週に試合を控えていることもあり、皆気合が入っていていい練習になった。来週が楽しみだ。

血は争えない

IMG_0346 赤ちゃんを見る度に思うのは、子ザルにしか見えないってことと、手や足や指、全てのパーツがミニチュアかのように小さいんだけど、ちゃんと出来ているね~、ってことである。爪とか、ちゃんとあるんだよね、当たり前だけど。DNAを知らなかった時代の人たちはそれこそ、創造主たる神の存在を感じたんだろうなあ。
人の子だとさすがにジロジロとチェックするわけにはいかないのだが、わが子ともなれば遠慮は無用。面会時間の終わりが早い上、病院が厳しいこともありまだ1日に30分ずつしか接してないんだけど、それでもすでに目が二重であること、まつ毛が長いことに驚いている。結構激しく手や足を動かすし、表情を良く変えるしで、見ていて飽きない笑。
IMG_7429もう一つ驚いたのは、弟の第二子とかなり似ているんだよね・・。そういうものなのか、一家の血が濃いのか分からないが複雑な気分である笑。血は争えないなあ。

世界が変わった日

 まさかねえ、自分が人の親になる日が来るなんて、人生何がどこでどうなるか本当に分からないものです。人はみな平等に年を取るわけだし、否が応でも成長を強制されるものではあるけど、それでも永遠に変わらない部分が良くも悪くもあるんじゃないかと思っていたんだけどね・・。
 幼年期の終わりみたいものがもしあるとしたら、僕がそれを感じたのは仲間に子供が生まれた時だったと思う。それまでは社会や世の中に対し、僕は「セブン」のサマセット刑事よろしくかなりうがった見方をしていたのだが、イソに杏ちゃんが生まれたとき、
「そんなことを思っていも仕方ない」
「そもそもその世の中を構成しているのは僕ら自身である」
ということに気づき、恥ずかしいけど本当に心から
「この世が平和で秩序正しく回って欲しい」
と思ったんだよね。今思い返しても恥ずかしいんだけど、自分の心の中の価値観を揺るがすような、大きな変化だったのだ。
 あれからだいぶ時間が経ち、ほかの仲間にも次々と子供が生まれ、そんな中で巡ってきた僕の番。運よく立ちあえたんだけど、話に聞く様な「生命の神秘を感じた」、「価値観が逆転するような瞬間」、「涙が自然とこぼれる」事は特になく、とにかく全てが無事終わりホッとしている、が正直な感想である。思ったことは
「出産は戦い」
「男は何の役にも立たない」
「あんなことを低リスクで行える現代の医療はすばらしい」
ということで、親としての実感や自覚も相変わらずなく、陣痛待ちである笑。でも、焦ることなく、ビビることなく立ち会え、冷静にその瞬間を受けいれることが出来たのは多分、杏ちゃんのときに自分の考えが固まったからかなあ、なんて思っている。
 とはいえ、今日から僕の世界は決定的に変わった。ニュースを見ていると世の中は傾いていてこの先がどうなるか分からないけど、それは昔も今も、そしてこの先もきっと同じなはず。僕らには未来を信じるしかないし、それが親として、人として出来る最初の一歩なんじゃないかと思う。