職場の近くを二人のお相撲さんが歩いていた。一人はマゲがあって、もう一人は伸ばしている途中のコンビであった。曲げのない方は付き人的な立ち位置の人なのかなあ、なんて勝手に想像した。身なりは二人とも浴衣に下駄という、想像する通りの力士の姿。二人とも体格は良かったが、テレビで見るような力士が持つ迫力というか、オーラみたいなものがなかったので、これからの力士たちなのかも知れない。
 相撲は全くの門外漢で何も知らないんだけど、一つだけ残念なことがあって、マゲを結っていたほうのお相撲さんがTOMMYのバッグを斜めにかけていたんだよね笑。浴衣の柄に青と赤と白のバッグがミスマッチで微笑ましかった。そりゃあ力士だって普通の若者なんだから西海岸系のブランドを好んでも全くおかしくないんだけど、なんていうか、イメージを守って欲しかったというか、型を守って欲しかったんだよね笑。こっちがかってに決めているステレオタイプなイメージだけど。
 イメージと違うことががっかりに繋がることって案外あるよね。パリの町並みが吸殻だらけだったり、現在の本能寺だったり、写真とは全くちがうバーガーが出てきたりね。勝手にこっちが美化しているだけかもしれないが、やっぱりイメージは大事だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。