生き延びた

 とりあえず余命を告げられることもなく、すぐに死ぬこともなさそうで一安心。が、胃の中がかなり荒れており、さらに検査の結果ピロリ菌の存在が確認された。ピロリ菌といえば、胃がんにかかる人たちがみんな持っている菌である。僕の中では不治の病という認識でいたんだけど、現代ではそんなこともなく一週間薬を飲めばほとんど完治できるのだそうだ。念のため胃の中の組織も採取され、菌の退治具合の確認とあわせてあと何度か通う必要がある。
 今回もラリパッパにしてもらい、その間に検査をしてもらおうと思ったんだけど、美人な看護師さんから「鼻からの胃カメラをやったことがないのなら試した方がいい」と言われ(流され)鼻からを初体験。今思えば、薬を飲ませるとその後の世話が大変だから、比較的検査後の復帰が早い鼻からのカメラを薦めたんだろうなあ笑。まあ、確かに苦痛は少ないと思われる。が、やはり苦しいことに変わりはない。利点として、自分もリアルタイムの映像を見れるというのがあるんだけど、検査に夢中になりすぎた先生が僕とモニターの間に立ってしまうハプニングがあって、後半はもう自分との戦い。やっぱり、なるべくならもうやりたくない・・。唯一の救いは待合室で待っていたら、スーザンが現れたこと笑。戦いの前に落ち着くことが出来た。助かった。
 それにしてもやっぱり消耗するようで、家に帰ってからすぐに寝てしまった。健康のためとはいえ、体にいい訳ではないようだ。

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