知ってたけどね・・。

 俳優のケビン・スペイシーがゲイであることを公表した。「アメリカン・ビューティー」でミーナ・スヴァーリに熱を上げている姿が超ハマっていたのに、ビックリである。調べてみると公然の事実だったみたいだけど、本人は絶対に認めなかったらしいね。でも、このニュースは
「ケビン・スペイシーがゲイだった」
ではなく、
「過去のセクハラで告発されてゲイであることを告白」が正しいのであり、「過去にやらかした」ことが重要なんだよね。こっちのニュースでみると重要な部分が切り取られていて、不思議である。その答えが「30年前のことだから覚えていないけど、ごめん」と返していてもっと面白いんだけどね。未成年に手を出しちゃう所が問題だろうなあ、きっと。
 
 ワインスタインの事件以降、色んな蓋があいたっぽいね。今まで黙っていた人たちが次から次へと声を上げている。昔は女優だったけど、今では無名な人が多いからイチイチ日本ではニュースにならないけど、かなり激震らしいんだよね。それも
「ワインスタインがあの女優もやってた、あっちもやってた。どうしょうもない奴だな」
というところではなく、
「皆知っていたのに誰も何も言わなかった」
事の方が問題視されている。すでに知っていたのに何も言わなかったことに対し正式に謝罪のコメントを出している人もいて、「セックス中毒のおっさんのやったこと」のレベルを超えて、当時黙認していた人たちの責任を問うようなところまで飛び火が起きている。最低の人間だったことは百も承知だけど、確実に世話になっている人がたくさんいるんだよね・・。こういう時辛いな、ショービズ。 

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