捨てられないTシャツ

 この本が気になっている。著者が色々な人たちの捨てられないTシャツをエピソードを交えながら紹介しているみたいで、著者やその周辺に興味があればすぐに買うのだがそうではないので、躊躇しているところである。興味があるのはあくまでもTシャツなんだよね。
Tシャツのカタログ本みたいなものがあれば楽しそうだけど、羅列することは不可能であることは容易に想像である。Tシャツというフォーマットをもとに、今まで何パターンのTシャツが売られてきたんだろう。2万はするようなTシャツもあれば、プレミアがついて5万円だしても買えないTシャツ、おそらく一度しか着用されない限りなく使い捨てに近いTシャツ、おそらく原価よりも安い値段でたたき売られているTシャツ。様々である。でも、捨てられないTシャツの判断基準はそこではなく、100%思い出とリンクしているところだろう。

僕も何年か前にランボーのプリントが入ったTシャツを買ったんだけど、これが微妙に小さくて着れない。デザインがデザインだから、誰かにあげるわけにもいかず、かと言って捨てることもできずずっと持っている。時々出しては眺めてまたしまう。それをもう、4-5年は続けているかな。笑思い出ってわけじゃないけど、捨てられないの中にはこういう理由もある。

ドラクエ離れ

 全く知らなかったけど、ドラクエの新作が出ていたのね。いつからかやらなくなり、全くチェックもしていなかったから、今がどうなっているのかが分からない。どういうシステムでどういうハードで出ているのかも知らない。もうアレかな、オンラインになっているのかな。昔はアレほど熱中し、膨大な時間を捧げたのに(今思えば)人ってある時点で簡単にやめられるのね。いや、やる余裕があればプレイするかも・・、と思うこともないけどその前にやりたい・やらねばいけない事がたくさんあり、時間があってもやらないかもな。
 ゲームを卒業することを多くの人は成長と捉える節があるよね。やっとなんの生産性もない時間の浪費に気づいたか!と思う人もいるだろうけど、この歳になったからこそ「ちょっとのゲームは必要じゃないか?」と思ったりする。一日の終わりに無心になって心を切り替える時間は必要な時がある、と思うのだ。別にゲームに限らず、その人が心を切り替えればなんでもいいんだろうけど、そういう「心のリセット」にゲームはもってこいだと思う。家で手軽に対してお金もかけずにサクっと異世界に飛べる。いいよね。
 僕は相変わらずウイイレとメタルギアしかしていないけど、最近のゲームはきっとすごいんだろうなあ。