お国柄

今日は試合がない日で、助かるような、ちょっと寂しいような。オールドファンにとっては「決勝トーナメントからが本当のW杯」という人も多いはずで、残りの試合も楽しみだ。

ここまで見ても印象的だったのはお国柄がプレイに出る国はいいなあ、ということである。昨日のポーランドもそう。組み立ては下手なんだけど、前に向かれたら2人だけでも点が取れそうなあの感じ。モロッコの、サイドで持ったらとりあえず全速力でドリブル勝負を仕掛けるあの感じ。パナマの、後半の体力のことなんて計算もしないあの走りっぷり。これってプレイスタイルという問題ではなく、国としての色というか、その国の文化が培った戦い方だと思うんだよね。それが恰好いいというか、理にかなっている感じがしてなんというか、正しいと思うんだよね。戦術とか技術とか、もちろん大事だけど根底に流れているものを試合に出す、出ちゃうチーム。「らしさ」っていいよね・・。