馬鹿にインターネット

若者が馬鹿なことをしてそれを写真にとって、ツイッターにあげるという一連の騒動って、案外面白い話題である。風化してしまいそうだけど出来ればもう少し追いかけたい話題だよね。10代の男が馬鹿なのは、疑いようのない真実である。それは昔も今も同じ。ツイッターがなかった頃の10代の男たちもきっと同じ様なことをしていたと思うけど、運がいいのか悪いのか、現代では世界中に自分の行動を発信し、永遠に記録されるツールがある。今までは知り合いや友達のところで止まっていた話題が大きく広がってしまい、自分がコントロールできる外側にまでその影響は及んでしまう。

という事を考えていたら、実はもっと単純でシンプルなことで「馬鹿のところまでインターネットが浸透しただけのことか・・」という気がしてきた。特に、物心がついた頃にはインターネットがすでにそこにあった世代には、なんの敷居もない日常の延長のものであり、想像する異常に軽い価値観なのかもしれない。このニュースが面白いのはここで、
「大人にとっては大問題」、「若い人にはどうでもいいこと」
というこの価値観の違いだよね。こっちのほうが大きなニュースであり、問題になるべき話題だと思うんだよね。

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