中身が問題

虚偽表示事件でいちばん教えて欲しいのは、もともとはメニュー通りに作っていたけど安い食材を使うことになっていったのか、それとも、最初から安い食品で作ることが決まっていて、メニューで見栄を張っちゃったのか、その順番である。まあ、罪は同じだけど、捉え方が違うというか、重みが違うような気がするんだよね。ここまで多いと現場レベルでは当たり前のことになっているのかな、とも思えちゃう。大体同じ味だったら、食材が違くてもいいんじゃないか、って感じで。

多分このニュースの捉え方って色々あって、外食産業におけるモラルや、ブランドの価値と信頼性とか色々あるんだろうけど、僕が一番最初に思ったのは
「ああいう高いものを食べている人でも、違うものを出されても気づかないんだね」
の一点に尽きる。味オンチの僕は何を出されても気づかない自信があるけど、割とそういう人も多いんじゃないか?悲しい事に、そういう人は「ブランド」や「価格」に騙されていたことになる。というか、かってに信じていたってことになるんだよね・・。ホテル側が
「どうせ気づかないっしょ」
という姿勢だったとは思えないけど、そこら辺はどうなっているのだろ。

それにしても、加工牛ってやつ?針をたくさん刺して脂を注入するなんて、想像しただけで気持ち悪い・・。