記録

 子供がいると写真を撮る機会が自然と増える。最近、「キャハハ」と声を出して笑う様になり、それが可愛いものだからどうしても動画で押さえたかったんだけど、ついに成功した笑。撮ろうと思えばすぐに撮れる、全く便利な世のかなになったものだ。便利なのか怖いのか、微妙なところだけど、昔はどうだったんだろうと気になるよね。
 今と昔で一番違うのは動画の存在だろうな。8ミリしかない時代に子供の動画を撮れたのは、映像関係者か裕福層だけだろう。取るのも大変だし、見るのも大変。とはいえ、大きな映写機をカタカタ回しながら荒い映像を壁に映す図には憧れににたものを感じる。僕らの世代ぐらいからはビデオの時代だと思うけど、それでもビデオカメラは高価なものだったから、自分の子供時代の映像が残っている人は本当に一握りなのかも知れない。今では電話にカメラが、しかもそこそこの画素数だし、足りているというか、十分すぎるぐらいに恵まれている。準備する必要もないからタイミングを逃すこともないしね・・。気になるのは、撮られた方が大人になってからどう思うか、である。記念日的なもの意外にも色んな写真や動画が存在しているわけだからね。その時の社会ではきっと違う価値観が生まれているんだろうけど、「うちの両親は暇だったのかなあ」なんて思ったりして。